2021明治安田生命J1リーグ
    第13節第1日

    2021.5.8

    名古屋グランパス

    名古屋グランパス

    1

    AWAY

    FULL TIME

    0

    0-0

    1-0

    セレッソ大阪

    セレッソ大阪

    吉田 豊 (66')

    豊田スタジアム

    4,898

    監督コメント

    ■レヴィー クルピ監督
    「日本に来てから、なかなかここまで悔しい思いをする負け方はなかったかなと思う。選手たちは一生懸命、最後まで勝利を目指して戦い続けてくれたが、彼らが持っているいいプレーにつながらなかった。自分ももう一回振り返って、彼らの良さを引き出していくことを考えないといけない」

    Q:両CBを中心に粘り強い守備はできていたが、チャンスらしいチャンスを作れなかった攻撃をどう考えていますか?

    「攻撃においては、我々が良くなかったというより、両チームとも、お互いの良さを消すような戦いになってしまった部分が大きいと思う。ゴールの匂いがするシーンは両チームとも作れなかったというのが、今日の試合で見られたことかなと思います」

    Q:確認ですが、中島元彦選手は負傷交代でしょうか?

    「試合中に筋肉系の違和感があったということで、無理をさせない方がいいという判断で、交代させました」

    Q:メンバー外だったアダム タガート選手について

    「コンディションを含めて、トータルで、今日の試合は外れるということになりました」

    Q:負傷者も増えてきたが、今後、どう攻撃を改善していく?

    「連係という意味で話をすると、できるだけ同じフォーメーションで、もちろん競争があった中で、ある程度、同じメンバーを続けて使っていくことで、連係が高まる部分はあると思います。競争の中で、メンバーが固まっていくことで、攻撃での良さをもっと引き出せると思います」

    選手コメント

    ■チアゴ選手
    Q:セレッソでのデビュー戦となった前節と今節、自身のパフォーマンスと、チームの現状についてどう捉えていますか?

    「2試合を振り返って、自分としては、よくやっているかなと思います。チームにも慣れてきました。こうやってプレーできていることを嬉しく思います。今日の試合に関しては、自分たちはシュートチャンスを作れず、そういうところでは、残念な試合になってしまいました」

    Q:この2試合、中央が堅い印象を受けるが、ダンクレー選手とのコンビについて

    「ダンクレー選手とは、練習からもコミュニケーションを取れていますし、しっかり準備した状態で今日の試合にも臨みました。ただ、今日は2人で連係を取って守っていた中で、運が悪く失点してしまったので、残念です」

    Q:「シュートチャンスを作れなかった」という言葉もあったが、今後、チームとして必要なことはどう考えている?

    「けが人が出てきている中で、コミュニケーション的にまだ慣れていない選手もいたので、そういうところで難しくなった部分もあります。あとは、名古屋が前からプレスをかけてきたときに受けてしまい、チャンスができなかったのではないかと思います」

    ■高木俊幸選手
    Q:自身にとっては復帰戦になったが、コンディションを含めた個人的な内容をどう振り返る?
    「試合の入りは悪くなかったし、フィーリングもそこまで悪くはなかった。ただ、ちょっと後半の最後の方は体力的に落ちてきたことも感じたので、そこは上げていきたい。失点したところは、クリアできれば良かったと思います」

    Q:チームしてなかなかチャンスを作れなかった。クルピ監督は「お互いが良さを消し合った」という表現もされていたが、今日の試合で難しかったところは?

    「相手はかなりマンツーマンで(プレスに)来た中で、帰陣も早かった。相手の守備を崩すために、個の力で1枚、はがせれば良かったけど、その後にはカバーリングもいた。自分たちの長所であるサイドの仕掛け、自分やタツ(坂元達裕)のところで差を作れなかったこともあったと思う」

    Q:攻撃を改善していくために、今後に向けて

    「けが人も出ていたり、新外国籍選手も合流したばかりで、チームとしてまとまり切れていない部分もあると思う。試合をやりながら、試合の間の練習で、もっとコミュニケーションを取って、特にビルドアップの部分、どういうつなぎ方をして運ぶのか、ということは考えていかないといけない。そうしないと、今日のような相手に受けてしまうことになる。まずボールをつないで前に運ぶことを、後ろからチームとしてやっていかないといけない」

    Q:攻撃を打開していくために、自身として、今後に向けて

    「こうやって試合に出られていることはチャンスなので、それを結果で示せるように、次の試合に切り替えて、次は個人の結果も貪欲に目指してトレーニングしていきたい」

    Q:チームメートであった柿谷選手を相手にしての感想は?

    「僕も一緒にプレーさせてもらっていましたけど、技術レベルの高さはリーグでもトップだと思う。相手にそういう選手がいることはイヤだなと思った。今日もイヤなところでボールを受けて、はたいて、起点になっていた。改めて、相手にいるとイヤな選手だと思った」