2021明治安田生命J1リーグ
第12節第2日

2021.5.2

セレッソ大阪

中島 元彦 (74')

1

HOME

FULL TIME

1

0-0

1-1

ガンバ大阪

パトリック (82')

ヤンマースタジアム長居

0

監督コメント

■レヴィー クルピ監督
「両チームのパフォーマンスを考えると、引き分けも妥当な結果だったと思います。両チームとも攻撃において、選手の力を考えれば、もっともっといいモノが出せるチームだと思う。その意味でも、妥当な結果だったと思います」

Q:今季初出場となったチアゴ選手、ダンクレー選手、アダム タガート選手のプレーについて

「パフォーマンスの話をする時、ポジションごとに難しさはあると思います。ディフェンスの選手、CBの選手は相手の攻撃を潰すこと、止めることが仕事ですが、FWの選手は、それをかいくぐってクリエイティブなプレーが求められます。その意味では、タガート選手の方がデビュー戦の難しさはあったと思います。彼の力を考えれば、今後もっともっと彼らしさは出せると思います。それに比べると、CBの2人は空中戦の強さも含めて、本当に良かったと思います。3人に共通して言えることは、今日のパフォーマンス以上のモノを、これからもっと出せる力を持っている。それは間違いなく言えると思います」

Q:途中出場のアダム タガート選手を途中で替えた理由は?あらかじめプレー時間を決めていた?

「そうですね。当初、45分の予定で考えていました。メディカル的な部分もありますが、日本に初めて来て、色んな環境が変わった中で、これから日本のサッカーに順応していくためにも、今日は45分くらいの出場がベストだろうということで、出場時間は考えていました」

Q:負傷交代した大久保嘉人選手の状態は?

「試合直後なので、正確なことは言えません。明日以降、ドクターからの、より詳しい情報を待ちたいと思いますが、筋肉系のケガであるとは聞いています」

選手コメント

■中島元彦
Q:かつてU-23の大阪ダービーでもゴールを決めていたが、トップチームの大阪ダービーで決めた感想は?

「前半、ベンチから見ていて、得点チャンスは多くあった中で、決め切れず、引き分けの状態で入ることが予想されたので、自分が試合を決定付けるゴールを決めることをイメージしてピッチに立ちました。得点はできたんですけど、失点もしてしまったので、次に切り替えたいと思います」

Q:「得点のイメージ」とは、具体的にどんなイメージをしていた?

「どのポジションで出るか分からなかったんですけど、『左サイドならこうしよう』など、シュートやアシストの選択肢を色々と頭に入れて臨んだ中で、(得点シーンは)一つのイメージを実現できました」

Q:リモートマッチでの試合になったが、周囲のサポートも感じましたか?

「まず試合をできることに感謝しています。試合前から、クラブスタッフや関係者が舞台を用意してくれて、サポーターの皆さんにも呼びかけることもしていただいたので、今日は勝ちたかったです。勝てなかったことは悔しいです」

Q:バックスタンドにピンクのOSAKAという文字も見られたが?

「ピンクに染まっているスタジアムで、ホームの雰囲気、人がたくさん入っているような雰囲気を作っていただいたので、自分たちとしてはやり易かったです」

Q:J3と比べてJ1での大阪ダービーに違った感じはありましたか?

「いや、特にはないですね。J1とJ3ではレベルは違いますが、ダービーの重みはどのカテゴリーでも同じだと思います」

■ダンクレー
Q:C大阪でのデビュー戦となったが、チーム全体のパフォーマンス、その中でプレーした自身のパフォーマンスを振り返ると?

「今日はチームとして立ち上がりから集中できた試合でした。シュートチャンスも作れました。運が悪く1点しか取れませんでしたが、相手にもチャンスは作らせませんでした。最後、不運にもPKから失点して同点に追い付かれたことは残念ですが、自分の“開幕戦”としては素晴らしい試合ができたと思います。自分のプレースタイルを皆さんに見せられたと思いますし、チアゴ選手ともコミュニケーションを取って、チームとしてまとまってプレーできました」

Q:公式戦で初めてCBで組んだ、チアゴ選手とのコンビについて

「デビュー戦をチアゴ選手と組むことになって良かったと思います。普段からコミュニケーションは取れていますし、いいコンビでプレーできたと思います。(松田)陸選手やマル選手(丸橋祐介)とも、コミュニケーションは取れています。今日、初めてセレッソで試合をしましたが、今後もみんなとコミュニケーションを取っていけば、もっといいチームになっていくと思います」

Q:加入してから今日まで長かったが、どう準備されていた?

「2か月間、かかりました。本当は3月にデビューできるかな、というところで内転筋を痛めてしまい、デビューが遅くなりました。その間、チアゴ選手も来日して、2人でコンビを組んで練習していたので、今日、素晴らしいデビューができて嬉しく思っています。この先も、次の試合が待ち遠しいです」