2021明治安田生命J1リーグ
    第4節第1日

    2021.3.13

    横浜FC

    横浜FC

    1

    AWAY

    FULL TIME

    4

    0-1

    1-3

    セレッソ大阪

    セレッソ大阪

    ジャーメイン 良 (55')

    豊川 雄太 (25')

    大久保 嘉人 (60')

    加藤 陸次樹 (87')

    高木 俊幸 (90'+5)

    ニッパツ三ツ沢球技場

    2,857

    監督コメント

    ■レヴィー クルピ監督
    「4点を取って勝てたということは、選手たちのパフォーマンスは称えられてしかるべきだと思います。ただ、今日の試合に限らず、どの試合もそうですが、いい時間帯もあればリズムの悪い時間帯もあります。改めて試合を振り返って、修正すべき点は今後、改善していきたいと思います」

    Q:途中出場の2選手がゴールを取ったことは、チームの底上げの意味でも大きいと思うが?

    「交代した2人が点を取ってくれたことは、本当に嬉しいです。先発したトヨ(豊川雄太)と(大久保)嘉人、彼らも今日、点を取りました。彼らはフィニッシュの精度が高い選手たちです。そうした選手たちに負けないフィニッシュの力を持った選手だということを、交代の2人が示してくれて、結果を残してくれたことは、チームにとってプラスになります」

    Q:J1初ゴールを取った加藤陸次樹選手について。開幕から途中起用し続けているが、彼の持つポテンシャルをどう見ていますか?

    「まだ若い選手ですが、チャンスを掴んだ時に『絶対に結果を残すんだ』という強い気持ちを常々見せてくれていました。今日、ゴールという形につながったことは、本人も自信になったと思いますし、これからも、私も信頼して起用できるんじゃないかなと思います」

    Q:試合の締め方に課題を残す試合もあったが、直近の2試合では先制し、勝ち切れている。課題を克服できている手応えはある?

    「本当にいい質問だと思います。ただ、正直、まだお答えはできません。1試合、2試合で判断できない部分もあります。ここから数試合を重ねる中で、そういったところが改善されているか、初めて分かると思うので、その時にお答えできればと思います」

    Q:キックオフが2時間伸びたが、その影響はあったか?また、選手にはどのような声をかけたか?

    「影響は特になかったです。選手たちには『試合はあると思って準備をするように』という声をかけていました」

    選手コメント

    ■豊川雄太
    Q:今季初ゴールとなったが、ゴールシーンを振り返ると?

    「今日に関しては、特にゴール前で、ゴール付近でプレーすることを意識していました。得点場面は、相手に当たって、という感じでしたけど、いい形で触れたと思います」

    Q:キャンプで得点を重ねて開幕を迎えた中で、今季初ゴールは5試合目になりました。焦りまではいかなくても、早く取りたい気持ちはありましたか?

    「そこまで焦りはなかったですが、開幕戦でちょっとケガをして、うまくいくプレーもできなかった。ただ、そこからも使ってくれた監督に感謝ですし、今のチームには2列目を含め、パスを出せる選手はたくさんいるので、特に今日はゴール前で待つことを意識して、ゴールを取ることに集中していました。それが結果につながったのかなと思います」

    Q:開幕から大久保選手と2トップを組んでいるが、どういった部分を吸収していこうと考えていますか?

    「日本ナンバーワンのストライカーだと思いますし、その選手と一緒にできていることは凄く幸せなこと。多く学べることはたくさんあります。やっぱり、点を取れるところを知っているなと感じています」

    Q:今季は得点力と攻撃力の向上をテーマに始まった中で、5試合連続複数得点です。チームとして、得点が取れる感覚はありますか?

    「そうですね。キヨ君(清武弘嗣)やタツ(坂元達裕)、おっくん(奥埜博亮)、リキくん(原川力)ら、みんな前を見てくれるので、僕と嘉人さんはゴールに集中できるなと、やっていて思います」

    ■加藤陸次樹
    Q:J1初ゴールを振り返って、率直な気持ちは?

    「前回、PKを外している中で、とにかく結果、数字を残したかったので、今日は少ない時間で結果を残したことは本当に嬉しく思います。得点場面については、トシくん(高木俊幸)が素晴らしいボールをくれたので、僕はしっかりボールを見て当てるだけ、といった感じでした。トシくんに感謝しています」

    Q:前節、PKを外した後、周りの選手や先輩にイジられている様子も映っていたが、それでほぐれたとか、「次は決めるぞ」という気持ちが沸いた部分もありますか?

    「そうですね(笑)みんないい人ばかりで、『仕方ない』『次、次』とプラスの声をかけてもらったので、少し気持ちが楽になった上で、今日の試合を迎えることができました。チームのそういった雰囲気に、感謝しかないです」

    Q:J1でのプレーは今季からですが、毎試合、途中から出場して好プレーを見せています。J1に対して、どのような意識で毎試合、臨んでいますか?

    「やっぱり、J2とJ1では雰囲気も違いますし、選手の質というか、清武選手などすごい経歴のある選手とも一緒にやれています。ただ、その中で、それを意識し過ぎず、自分のいいところを出そうという気持ちで、とにかく弱気にならずに、強気な気持ちでいつもプレーしようと思っています」

    Q:大久保選手というFWの見本がチームメートにいますが、学んでいることや、アドバイスをもらっていることなどは?

    「一番は、シュートの打ち方です。『どうやって打っているんですか?』という質問をよくしています。でも、自分が真似できるような打ち方はしていないので、『自分自身に合った打ち方、形を決めたらいいよ』とよく言われています。そこは練習あるのみだと思っています。あと、動き出しは、いつも見ながら勉強させてもらっています」

    Q:今日の得点シーンなどはどう見ていましたか?

    「陸くんがボールを蹴る瞬間、相手の前に入るタイミングはバッチリですし、毎試合、ボールが来る前に常に動き出しをしています。それは常にDAZNで振り返って見ています」

    Q:ここから今後の抱負は?

    「J1二桁得点を目標にしていますし、チームとしてはリーグ優勝という目標も掲げているので、その中で、毎試合、毎試合、得点だけでなく、色んな場面でチームに貢献したいと思っています」