2020明治安田生命J1リーグ
第24節第3日

2020.10.24

浦和レッズ

興梠 慎三 (34')

山中 亮輔 (44')

マルティノス (71')

3

AWAY

FULL TIME

1

2-1

1-0

セレッソ大阪

豊川 雄太 (28')

埼玉スタジアム2002

12,863

監督コメント

■ロティーナ監督
「私の印象は、チームはとてもいいプレーができたと思います。3点目を取られるまで。前半はゲームを支配して、得点もできて、快適にプレーできました。その中で、ビルドアップのミスがあり、PKを与えてしまいました。ただ、ビルドアップのミスが、我々は後ろからつなぐチームなので、受け入れるべきだと思っています。2点目は少し不運だったと思います。特に問題のないようなシュートが、瀬古に当たり、オウンゴールになってしまいました。後半も、同じ意図でプレーして、ゲームを支配しようと試合に臨んで、いいプレーができていたと思いますが、3枚チェンジをするタイミングで、相手に3点目が入りました。より相手は守備を強くして、前線のクオリティーを生かしたカウンターをしていて、難しい試合になりました。3失点目以降は、我々の組織が崩れた状態になりましたが、試合全体を通じて、チームの出来には満足しています。少し、運や流れがこちらに向かなかったのかなと思います」

Q:「3枚を交代させるタイミングで3点目が入ってしまった」という話もあったが、先発の2トップはいいプレーをしたと思うが、交代後に攻撃が単調になったようにも見えたが?

「2トップはいいプレーをしたと思います。途中に入った選手にしても、悪いというよりも、相手がより組織を固めていたので、難しい状況だったと思います。我々も、3点目を決められてから、組織が崩れていたので、中に入った選手にとっては、難しい状況だったと思います。ただ、ゲームプランやプレー内容には関しては満足していますし、今日に関しては、相手に流れや運が行ったのかなと思います。そういうことはサッカーでは起こり得ることなので、受け入れていきたいと思います」

選手コメント

■豊川雄太
Q:前節、途中出場から2得点を取り、今節は先発。試合前の心境は?

「久しぶりの先発でしたが、ゴールすることがチームに貢献できることだと思い、頑張ろうと思って入りました」

Q:開始から積極的に裏を狙う姿勢も見られたが、得点シーンを振り返ると?

「セカンドボールを狙っていたんですけど、2CBがいるのも分かっていましたし、抜けた後に、もう一人のCBがいることも分かっていたので、冷静に狙おうかなと思って打ったら、うまく入りました」

Q:先制後にミスも絡んで2失点した展開は、もったいなかったが?

「そうですね。先制して、2点を取られたことは、チームとして改善しないといけないと思います。ただ、2点を取られましたけど、もう2点、自分がゴールできる力を付けないといけないとも思います」

Q:復帰後、2試合連発とハイペースで得点を重ねているが?

「ケガもあり、出られない試合が続いて、チームに貢献できていなかったので、貢献したい思いの強さが、そういう結果を生んでいると思います」

Q:今日に関しては、得点が勝利につながらなかった悔しさもあると思うが?

「勝ちにつなげられなかったゴールなので、意味がないですし、先ほども言いましたが、2点目、3点目と、自分がもっと取れるように、チームを勝たせられる選手になりたいと感じました」

Q:さらに点を取っていくために、イメージしていることは?

「今日はシュートを3本、4本と打てているので、決め切ることが大前提として、シュート数を増やすこと、動き出しの部分で、出し手に対して要求することやコンビネーションも高めることも必要です。個人としても、まだまだ下手くそなので。出し手にはうまい選手が揃っているので、あとは自分の動き出しを磨くことも大事だと思います」

■木本恭生
「前半、先制できて、悪くない試合ができていたと思いますが、ミスから難しい試合になったなと思います。レッズさんの勝負強さや、最近の調子の良さに呑まれてしまったなと思います」

Q:2失点とも自分たちが招いてしまった。先制後、自分たちからバタバタした感じも見受けられたが?

「サッカーは、先制後は大事な時間があるので、時間の使い方やチームとしてやるべきことをやることを、もっと大事にしないといけなかった。ミスをみんなでカバーすることも今日は足りなかったかなと思います」

Q:浦和とセレッソだと、心地よい試合のペースが違うと思う。セレッソはゆったり試合を進めたい。浦和は少しガチャガチャしている。そういうところで、浦和のペースに巻き込まれたのかなとも思うが、その要因をどう感じている?

「縦パスに、人に強く来る相手に対して、少し急いで縦に入れ過ぎたかも知れません。もう少し落ち着いてサイドを変えることで、自分たちの時間帯もできたかなと思います。ただ、チームの狙いとして、前から来る相手には後ろがウィークにもなるので、裏への動きは続けていかないといけない。それがあるから足元も活きるので、前半は悪くない試合だったと思います」

Q:後半、前半ほどうまくいかなくなった理由をどう感じている?

「後半はこちらがボールを持つ時間が増えたんですけど、相手にはスペースが生まれて、カウンターや相手の持ち味が出てしまった。自分たちも、攻撃のアイディアが単発だったかなと思います」