2020明治安田生命J1リーグ
第20節第1日

2020.10.3

セレッソ大阪

奥埜 博亮 (62')

1

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FULL TIME

3

0-1

1-2

川崎フロンターレ

オウンゴール (37')

レアンドロ ダミアン (83')

三笘 薫 (84')

ヤンマースタジアム長居

11,842

Red Bull サポーティングマッチ

監督コメント

■ロティーナ監督
「全体的にいい試合ができたと思っています。流れの中ではいいディフェンスができていたのですが、CKからのこぼれ球から2失点してしまったことは、今後に生かしていかないといけない課題です。彼らがボールを持った時、我々の守備の仕事量は増えるのですが、その中でも、たくさんのチャンスは与えていなかった。いい攻撃もできて、落ち着いて自分たちのプレーができて、同点に追いついて、拮抗した展開になったのですが、2失点目が痛かった。彼らもフレッシュな選手が入ってきて、我々も攻撃に出て行かないといけなくなり、とても難しい試合になりました。ただ、全体的にはいい試合ができたと思っています。選手たちの働きには満足しています」

Q:交代の1人目が藤尾翔太選手でした。投入した狙いと期待について

「ブルーノ(メンデス)の仕事量が多くて疲れが見えていたこと、翔太もトレーニングからいいプレーをしていたので、機会を与えたいという意図でした」

Q:その後、3選手の同時交代は2失点目を喫した後になってしまったが?

「最初は(柿谷)曜一朗とトシ(高木俊幸)を準備していたんですけど、ナオ(藤田直之)も疲れがあるという判断で、追加でヤス(木本恭生)も用意して、少し遅れてしまいました。交代する前に点が入ることは試合では起こり得ることなので、交代が早かった、遅かった、ということは、そんなに影響はなかったと思います」

Q:首位との勝点差が14に開いてしまったが、その捉え方と、今後の目標について

「フロンターレの強さは分かっていましたし、これだけ勝点差が出てくることは、日本のリーグではとても珍しいことだと思います。もちろん、フロンターレに勝つ可能性もあったのですが、自分たちがいい試合をして、全てのことがうまくいく必要がありました。この1試合だけではなくて、順位表に表れている差は、年間を通じての差だと思います。我々の目標は何も変わらないです。次の試合に勝つことです。これまでもそうしてやってきましたし、これからも続いていきます。終盤に何を目指すかというのは、その時のチームの出来や順位表が決めると思いますが、我々の目標は次の試合に勝つことで、それは今後も変わりません」

選手コメント

■奥埜博亮
「僕らもボールを握りながらプレーできていましたが、全体的に見て、相手の方が、攻撃の時の人数のかけ方や崩し方は上だったのかなと思います」

Q:こちらがしっかり守っていても、中に入ってくるスピード、迫力が違うという印象を受けたが、川崎フロンターレの攻撃で改めて脅威に感じたところは?

「攻撃に入った時に人数をかける場所がうまいなと思いました。数的優位を作りながら、ボールを回してきて、隙が出た時にスピードアップして、最後の崩しをしてくる。ブロックを作っているだけでは守れないのかなと思いました」

Q:その中で、奥埜選手の同点ゴールが試合に希望をつなげたが、得点場面を振り返ると?

「(松田)陸がボールを持った時、『来るな』という予感がありました。ちょうどディフェンスの間に入ったところにいいボールが来たので、あとは、ふかさないように叩くことを意識してヘディングしました」

Q:首位との対戦で敗れてしまったが、その中でも得たモノは?

「優勝するためには、今日は何が何でも勝たないといけないゲームで、勝点3を取ることが一番だったので、残念なゲームになりました」

Q:首位との勝点差は開いたが、今後のモチベーションや目標について

「勝点差が広がり、厳しい状況になったことは間違いないですが、まだまだリーグ戦はありますし、試合は来るので。目の前の試合を大事に戦って、勝点3を取るためにいい準備をして、目の前のゲームに臨んでいきたいと思います」

■坂元達裕
「前半、最初はボールを持たれてチャンスも作られたのですが、そこから少しずつ修正できて、自分たちの時間もあって、プレーできた中で、ゴールを奪えなくて、先制されてしまい、そこから難しい試合になりました」

Q:ボールを握って自分たちの時間もあったと思いますが、今日感じた川崎フロンターレとの差は?

「真ん中で時間を作って、ゆっくり全員でボールを回しながらチャンスを伺うところは自分たちもまだまだ足りていない。今日はボールを回す時間がなかなか作れなかったので、そういうところが差として表れたと思います」

Q:悔しい結果に終わったが、まだまだリーグ戦は続きます。今後に向けて

「勝ちたかったですが、落としてしまったことに変わりはないので。ここから諦めずに、全試合で勝点3を取る気持ちで戦っていきたいと思います」