2020明治安田生命J1リーグ
第18節第1日

2020.9.23

FC東京

ディエゴ オリヴェイラ (63')

アダイウトン (66')

2

AWAY

FULL TIME

0

0-0

2-0

セレッソ大阪

味の素スタジアム

4,316

監督コメント

■ロティーナ監督
「60分までと60分以降で大きく変わった試合だと思います。60分に、我々のスローインでのミスから、彼らに得点を許しました。それまでは、我々の試合、いいプレーができていました。足りないのはゴールだけでした。彼らは得点以降、強いディフェンスを見せて、メンタル的にも充実したプレーを見せていました。印象としては、自分たちがモノにすべき試合を落としてしまったという印象です」

Q:今節は、どちらが先制するか、という試合だったと思います。前節も含め、どちらに転んでもおかしくない試合をモノにできなかった要因をどう考えますか?

「1点目の(前の)シーンでは、我々もとてもいいプレーができていて、相手を支配できていました。相手は後ろに下がる状態になっていました。そこで、細かい部分ですが、相手陣地のスローインでこちらがミスをして、失点してしまった。その細かい部分で、相手はより自信を付けた。素晴らしい選手を擁しているチームが、より自信を持ってプレーした、という印象です」

Q:FC東京の2点目はオフサイドにも見え、C大阪は、柿谷選手のFKがペナルティーエリア内で相手の手に当たったようにも見えました。それについて、何かコメントはありますか?

「今日の審判に何か言いたいことはないのですが、VARがなくなったことで、我々は、とてもとても大きなダメージを受けています。サッカー界のためにも、早くVARを導入すべきだと思います」

選手コメント

■清武弘嗣
Q:ボールを持ちながら、なかなか決定機までは持ち込めない試合でしたが、どういうことを考えながらプレーしていましたか?

「ポジション取りを考えながらやっていたら、終わった、という感じです」

Q:ホームでのFC東京戦はスコアレスドローでした。やはり、相手の守備は堅い?

「FC東京とするときは、いつもこういう感じの試合になっていると思います。前の個が強いチームなので、安易な(ボールの)取られた方は避けようと、チームとしては言っていたんですけど、それでも、個でやられてしまった。その前に、自分たちもチャンスがあった中で、相手が決めて、チャンスをモノにした、という展開だったと思います」

Q:素晴らしいシーズンを送ってきた中で、今季初の連敗という形になりました。ここからまた、上がっていくために、どう立て直していきたい?

「鹿島とFC東京、守備が堅くて、前は外国籍選手の個が強い相手に連敗してしまった。こういう相手に勝てないのは、自分たちに原因があると思いますし、何で勝てないのか、もう一回、突き詰めてやっていかないといけない。そういう分析もしつつ、攻撃面での質も、後半戦はもっと上げていく必要があると思います」

Q:後半戦に入った中での連敗。シーズン全体から見て、どういう重みがあると思いますか?

「上位のチームに勝てないのはもどかしいですし、順位が近い相手に勝てないのは自分たちの力不足だと思っています。もう一回、仕切り直さないといけないですし、この連敗から、僕たちも学ばないといけない。ズルズルいかないように、もう一度、チームの士気を高めながら、頑張っていきたいと思います」

■藤田直之
Q:前半からボールは握れていた中で、なかなかシュートや崩し切るには至らなかった印象です。試合を振り返ると?

「そうですね。ある程度、後ろでは持たせてもらえたかなと思いますが、そこから先の相手のディフェンスの強度も高かったですし、そこを僕たちがなかなか突破できない、攻略できなかったな、という印象を持っています」

Q:前節、今節と、どちらに転んでもおかしくない試合をモノにすることができなかった。相手の強度が高い、という共通点もあったと思いますが、この2試合から、チームがさらに強くなっていくために必要なモノ、足りないモノは何だと感じていますか?

「チームとしての形は、昨季からのベースがあるので、今季もシーズンを通して高まってきたなという印象を持っている中で、この2試合は、守備での強度や、局面での1対1、守備であと一歩寄せる、体をぶつける、個々の局面で上回られたことが、この連敗につながったんじゃないかなと思います。今日も、球際のところ、相手の守備陣のスプリント、相手のボールの執着心で、少し後手を踏む場面もあった。個人の戦うところとか、そういう基本的なところに立ち返る必要があるかなと思います」