2019明治安田生命J1リーグ
第33節第1日

2019.11.30

セレッソ大阪

水沼 宏太 (75')

柿谷 曜一朗 (79')

2

HOME

FULL TIME

1

0-1

2-0

清水エスパルス

エウシーニョ (18')

ヤンマースタジアム長居

21,562

ニッポンハムグループサポーティングマッチ

監督コメント

■ロティーナ監督
「前半のスタートは良かったです。最初の10分、いいボールの動かし方ができていました。その後、1点を取られてからは、焦ってしまい、落ち着いてボールを回すことができなかった。忍耐強くボールを回して攻めることができなかった。前半が終わるまで、ほとんど決定機を作れないままハーフタイムを迎えてしまった。後半は、ボランチとCBを中心に左右にボールを動かして、相手の守備のスペースを使うことができました。それによって、相手のペナルティーエリアの近くまで進入していくことができました。前半と後半を比較すると、ボールの動かし方、深さ、アグレッシブさは後半のチームの方が良かったと思います」

Q:ショートコーナーを多用したが、狙いについて

「相手は高さがあって、いいディフェンスをしていたので、ショートコーナーをして、外から崩すことが狙いでした」

Q:ACL出場権獲得の可能性がある4位以内の可能性も残ったが?

「今日の結果はとても重要でした。次節も大分トリニータという強敵が相手ですが、可能性を持って戦うことができることに対して、ワクワクする、意欲的な気持ちです。難しい試合になると思いますが、自分たちのやってきたサッカーで、自分たちの仕事を果たし、勝利を掴みたいと思います」

Q:試合後に引退セレモニーを行った、現役引退を発表した藤本康太選手について

「康太に関しては、セレッソ大阪という偉大なクラブで15年間、プロ生活を続けてきたということは、彼が素晴らしいプロフェッショナルだったということです。彼自身も言っていましたが、ケガが多く、残念ながら今年もケガが多くなってしまった。ただ、今日のセレモニーの様子やサポーターの皆さんからの声援を見ても、セレッソにとって偉大で重要な選手だったということが分かります」

■篠田善之監督(清水エスパルス)
「非常に厳しい結果をしっかり受け止めないといけないと思っています。ゲームは、非常に押し込まれる時間も長く、先制点を挙げたことは良かったですけど、ゲームの流れ的にはセレッソに主導権を握られた時間が長かった。サポーターの皆さんと一緒になって前を向いて戦えたと思うけど、いろんな部分の詰めの甘さが今日の試合でも見られたかなと。残りの1週間、しっかりと顔を上げて、向き合って、やっていくしかないと思います」

Q:先制してからのゲームプランについて

「他の試合の情報も入れながらでしたけど、1-0で勝っているということで、そのまま1-0で終わらせる、もしくは追加点を奪うということを狙っていましたが、かなり押し込まれたので、時間とともに自分たちのゴールに近づき過ぎていた。選手を代えようというところで失点してしまった。1-1になり、仕切り直していこうとしたところで、また失点してしまった。もっと早く色んな手を打っても良かったかなと思いますし、ヘナト(アウグスト)のケガで交代しないといけないことも含め、いろんなことがあったけど、もっと早く判断しても良かったと思います」

Q:次節、J1残留に向けての思いは?

「やるしかない。サポーターの皆さんと一体となって、前を向いて、ホームで鳥栖に立ち向かって、結果を残したいと思います」

Q:試合後、選手にはどのような言葉をかけた?

「この現実を受け止めないといけないし、湘南に詰め寄られたことも伝えました。鳥栖とウチと、直接対決で結果を求めてやるしかない。選手の中でも、何人か発していましたし、我々としてもその試合に向かって『やろうじゃないか』という話をしました」

選手コメント

■柿谷曜一朗
「今日は勝つことだけを考えていたので、勝つことができて良かったです。個人的なことで言えば、最終戦までホームでゴールを奪えなくて、チームを勝たせることができなくて、申し訳なかったなと。もっと早くギアを上げて、コンディションを上げていれば、もっと充実した1年になったとは思うけど、今日はホンマにチームみんなで(藤本)康太を送り出そうという気持ちでした。清水も相当なパワーを持って試合に臨んでいたので、試合は難しかったですが、今日、勝てたのは康太のおかげだと思います」

Q:自身のゴールを振り返ると?

「ずっと攻めていたので、いつかこぼれてくるかなと思っていました。何より、同点で終わるのは嫌だったので。前にキヨ(清武弘嗣)を(欧州に)送り出したときも、ここ(ヤンマースタジアム長居)で、同点で終わった。自分の中では、その試合も思い返す気持ちもあったので、今日は絶対に勝ちたかったです」

■水沼宏太
「何が何でも今日は勝ちたかったです。セレッソを支えてきた先輩の最後のホームゲームということもあるし、僕はまだ3年しかいないですけど、セレッソの歴史を作ってきた先輩をいい形で送り出すためにも絶対に勝ちたかった。勝つことができて、ホッとしています」

Q:水沼選手の同点ゴールが大きかったが?

「前半からいい形は作れていたし、『後は決めるだけ』とみんなで話していました。自分にもチャンスが来ていて、『今日、来るかな?』と思っていました。今週の練習では、ずっとシュートの感触は良かったので、思い切り振り抜けて、入って良かったです」

Q:チームとしても、ホーム最終戦をいい形で終えたい気持ちも強かったのでは?

「そうですね。他のチームの結果次第ですけど、まだACLに出られる可能性もあるので、とにかく自分たちは連勝で終わることだけを考えていました。まず今日、勝つことができて良かったです。今日はとにかく、感謝の気持ちを込めてプレーしたいと思っていたので、ピッチでそれを表現することができて良かったです」

■清武弘嗣
「今日は康ちゃん(藤本康太)がメンバーに入って、絶対に勝ちたい気持ちが強かったし、今季は逆転勝ちがなかったので、ホームの締めくくりとしても良かったと思います。今日はセレッソ大阪というチーム一丸で勝てたと思います」

■丸橋祐介
「ホーム最終戦で勝てて良かったし、(藤本)康太くんを勝利で送れたことは良かったです」

Q:藤本選手はどういった先輩でしたか?

「普段は優しくて、試合では頼りになりました。ピッチでは寡黙に戦う選手でしたけど、ディフェンスラインで組んだときは怒られもしました。そういうこともあって、いまの自分もあると思うので、感謝したいです」

■藤本康太
Q:試合を終えた率直な感想は?

「僕はベンチから見るかたちでしたけど、苦しい展開をみんなで逆転できて、すごく嬉しかったです」

Q:ベンチ入りは驚きもあったのですが、ロティーナ監督が配慮してくれた感じですか?

「まだ出場の許可が下りていないので、試合には出られないので、『ひと枠を使うのはもったいない。気持ちだけで嬉しいです』と(監督に)お断りしたんですけど、(柿谷)曜一朗、キヨ(清武弘嗣)を中心にチームのみんなが動いてくれて。『監督もその気持ち(ベンチに入れる)だから』と。ドクターにも確認を取ってくれて、最終的に入れてもらった。いろんな人に動いてもらって、最後にベンチに入れたので、感謝しかないですね」

Q:その柿谷選手の決勝ゴールで勝利したことは、出来過ぎですね(笑)

「いや、ほんと(笑)負けている状況で、自分ができることは声をかけることしかできなかったんですけど、ハーフタイムに曜一朗に『いつもどおりにやれば大丈夫だから』と声をかけたら、『大丈夫、俺に任せておけ』って。それで点を取るでしょ。そのあたりはさすがだなと(笑)すげえなと思います。あいつが点を取ったときに泣いちゃったから、最後のスピーチのときは涙が残っていなかったです(笑)」

Q:水沼選手も、「自分はセレッソの在籍歴は短いけど、セレッソの歴史を作ってきた先輩を勝って送り出したかった」と話していました。

「宏太のゴールもめちゃくちゃ嬉しかったです。曜一朗が決めて、みんながこっちに来てくれたとき、みんなの想いもすごく感じましたし、自分のために戦ってくれて、本当に嬉しかったです」

Q:セレモニーで流れた映像を見たときの想いは?

「やっぱり、一番、最初かな。最後に優勝を逃したあの試合はいまでも頭に残っている忘れられない試合なので。でも、あの試合があったからこそ、ここまで来ることができたし、その後、タイトルを獲ることもできたので、本当に幸せな15年間でした」

Q:いろんな選手のビデオメッセージもありましたが?

「嬉しかったですね。(香川)真司に(乾)貴士に(南野)拓実、フルさん(古橋達弥)もそうですし、いろんな選手がメッセージをくれたことは本当に嬉しかった。このチームで本当に良かったなと思いました」

Q:メッセージがあることは知らなかった?

「知らなかったです。連絡したんですけどね。何も言っていなかったです(笑)」

Q:歴代のディフェンス陣も花束を持って駆け付けてくれたが?

「あれが一番、びっくりしました。『えっ?来ているの』って(笑)いろんな人が駆け付けてくれて、本当に嬉しかったです」