2014Jリーグ ディビジョン1
第19節第1日

2014.8.9

セレッソ大阪

0

HOME

FULL TIME

0

0-0

0-0

FC東京

ヤンマースタジアム長居

16,211

監督コメント

今日は、上位のチームとの戦いでした。ただ、順位の差は試合の中には無かったと思います。FC東京は、前半にポストに当たったシュートがありました。それに対し、我々は4本、5本とおしいチャンスがありました。90分を通してチームはコンパクトに戦えましたし、相手に対してそれほどチャンスを与えていなかったと思います。ただ、我々には運が無かったので、ゴールを決めることができませんでした。チームは90分間、良く働き続けましたし、戦い続けました。その中で、90分間で得たチャンスをものにすることができませんでした。ただ、フォルラン選手もワールドカップで離れていましたし、杉本選手も準備期間に怪我をしていました。永井選手も同じことが言えると思います。我々のチームにいるフォワードの選手は、この準備期間に十分な準備ができなかったので、まだフィジカル的に存在感をしめすだけの所にきていないと思います。FC東京は、後半に入って最初の10分から15分攻撃的にきました。ただ、その中でもゴールチャンスを与えなかったと思います。それに対して、我々は前半同様、ゴールに向かって、ゴールを決めるために働きかけました。ただ今日の我々には運が無かったと思います。チームを褒めたい部分は、ディフェンスが最後まで0点でおさえたことです。戦術的にも、この前と違って4-2-3-1でプレーしました。そして、今日投入した長谷川選手、楠神選手はその中で、良いプレーをしていたと思います。そして、90分間応援していただいたファンの方には感謝したいと思います。ファンの皆さんは、チームが勝つために応援していますので、勝てなかったことに怒りをあらわにするのは当然だと思いますが、この難しい状況を抜け出すために全員で働き続けなければいけないと思いますし、働き続ければ運も味方につけることができると思っていますので、信じてやっていくしかないと思います。

Q.4-2-3-1に変更した理由と楠神選手を扇原選手に交代した理由を教えてください。
A.まず、1つ目の質問に対してですが、中盤でより多くのボールを拾って、真ん中を強くする為に、2人のボランチを入れました。ヨーロッパでは、1人のボランチの選手を上げるか、下げるかを変えながらプレーする。そういったシーンが良く見られるので、今日は1人の選手をトップ下ではなく、ボランチに下げました。
2つ目の質問ですが、楠神選手が疲れていましたので、彼を交代しようと思いました。扇原選手は、左足の良いキックを持っているので、彼から中の永井選手や杉本選手、南野選手へボールを出してほしいという意図から、彼を左サイドでプレーさせました。そして、我々にはそれ以上フォワードの選手がいなかったというのもあります。

Q.監督はシンプルに手数をかけずに攻めたいと言っていましたが、今日はどうでしたか。
A.FC東京は、ボールサイドに寄ってくる、ボールに対してずれてくる傾向にありますので、逆サイドにスペースができます。1つのサイドで詰まったら、逆サイドに展開していこうと話をしていましたし、それはできていたと思います。そして、逆サイドからシンプルに中に入れる。ディフェンスラインの裏にボールを入れていくという事もできていたと思います。ただ、ゴールを決めることができませんでしたが、これはまだ成長の過程にあると思いますし、チャンスがある中で若い選手が成長して、しっかり決めなければいけないと思います。

選手コメント

■南野 拓実選手
守備は、チーム全体として0(失点)で抑えてくれていたし、みんなが全員でカバーしあえて良かったと思う。攻撃は、最後のところでゴールができなかったのが悔しかった。今日みたいな試合は、1点取れていれば勝負を決められていただろうし、ホームだし悔しい。
(4-2-3-1でスタートして)流動的で動きやすく感じた。もっといい形でゴールにつなげられていれば・・・。カウンターのときとかは、ドリブル1本で仕掛けられていたし、そういうところで(ゴールを)入れられていれば。
(ディエゴ・フォルラン選手との連係は?)僕らが(連係を)合わせられているとかどうかとかより、勝つことが大事。ネガティブな意味ではなく。
(トップ下でプレーしてみてどうだったか)今日、言われてやりました。(練習でも)ちょっとやったりはしていました。

■安藤 淳選手
本当に勝ちたかったです。チャンスもありましたし、僕らは勝たないといけない状況だったので、ホームだったし、悔しいです。
(どうやったら点を決められるようになりますか?)方法はいろいろあると思います。最後のところで思い切ったプレーをするのもそうだし、最後になるほど落ち着いてプレーするのもそうだし、アイデアをもっと出すのもそうだし…。0に抑えられたのは良かった。0で抑えられたら負けないですから、あとは前で決めるだけです。もっともっとディエゴみたいにシュートを撃っても良いですし。答えが見つかれば良いのですけど、やり続けるしかないと思います。
チームとしてやることはハッキリしていて、チーム全体で迷いなくプレーができていると思う。あとは勝ちにつながれば自信になると思います。