2014Jリーグ ディビジョン1
第12節第2日

2014.7.15

セレッソ大阪

安藤 淳 (19')

1

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FULL TIME

2

1-0

0-2

川崎フロンターレ

大久保 嘉人 (60')

金久保 順 (76')

キンチョウスタジアム

15,873

監督コメント

今日は敗戦を期してしまいました。しかし約120分天皇杯で戦った後にしっかり走りきれたことは、1つの及第点だと思います。
いい形で試合に入って、1-0でリードすることができましたし、それまでは前からボールを奪いに行ってプレッシングをかけるということも出来ていました。沢山のゴールチャンスをつくることもできたと思います。相手にチャンスを与えず、スペースも与えないということも出来ていたと思います。
安藤選手が1点を決めて、そのあとも2点目を決めるチャンスがあって、それを決めていればまた試合が変わったのかなという印象を受けます。
川崎には前半終了間際に大きなチャンスがありました。
90分間全くチャンスを与えないチームというのはないわけで、
相手にも何度かチャンスを与えましたが、後半に入っても試合を支配していたと思いますし、チャンスも作れていました。

そして柿谷選手にはバーゼルへの成功を祈っているということを伝えたい。
セレッソ大阪はクリエイティブで人格のある選手を失い、夏の移籍というのはチームにとって厳しいですけど、彼が海外で成長してくれることを願っています。

Q.退場者が出た後の柿谷選手、永井選手の交代についてですが、タイミングは決めていたのでしょうか?
A.私を含め、どの監督も勝ちにこだわっていると思います。レッドカードを受けた状態で、オフェンスの力が必要だったので、2人のオフェンスの選手を入れました。柿谷選手はこれまでチームに多大な貢献をしてきた選手なので、ファンの前でいい形でお別れができるようにチャンスをあげたかったという思いもあります。

Q.Jリーグの試合の流れ、雰囲気をどう見ていますか?
A.ファンの皆様は素晴らしい応援をしてくれますし、熱気のあるリーグだと思います。今は少し順位が低迷しておりますが、ずっと熱い応援をしてくれるのは非常に素晴らしく、力をもらえます。

選手コメント

■柿谷曜一朗選手
まだまだ伝えたいことはありましたけど、これからどんな形であれ、本当に自分がどういう思いでやっているのかというのはサポーターには伝えていきたいと思いますし、今日のあのような状態でしゃべり続けたら、本当に情けないところを見せるのは恥ずかしかったので。
サポーターにも「8番の重みというのはそんなものか」と言われました。言われることもいっぱいありますが、でも誰よりも分かっているつもりなので、今のセレッソの現状を自分が変えるために自分が決断したことでもあります。
でも今はもうバーゼルの選手なので、一刻も早くチームに馴染んで活躍できるように、そしてその活躍でセレッソのチームメイトの士気が上がるように、「頑張ってるんだな」と思って貰えるようにしたいです。
思い残すことはたくさんありますけど、そんなことを言っていても仕方ないので、しっかり向こうでも頑張りたいと思います。
こんな最高の環境を作って貰ってサポーターには感謝していますし、最後に同点、逆転としていたら最高に楽しかったと思いますけど、一人アホがおったので…(笑)「あぁ、スミマセン、曜一朗君!」とか言ってましたけど、そういうところがアイツの可愛いところだし、僕は全然怒る気もないですけど。逆にやらなあかんと思ったのじゃないですか。
今後、蛍(山口選手)、タカ(扇原選手)、健勇(杉本選手)、沢山引っ張っていかないといけない選手がいますけど、拓実(南野選手)に関してはJリーグで飛び抜けた才能を持っていると僕も確信しています。一生恨みますけど(笑)みんな可愛がってやってください。
(向こうでもセレッソの試合は見ますか?)もちろん!