2014Jリーグ ディビジョン1
第6節第1日

2014.4.6

柏レイソル

田中 順也 (06')

レアンドロ (76')

2

AWAY

FULL TIME

1

1-0

1-1

セレッソ大阪

丸橋 祐介 (90')

日立柏サッカー場

13,731

監督コメント

こういう形で終わって満足はしていない。立ち上がりに不用意な失点をしてしまった。相手に“ゴールを決めて下さい”と言わんばかりにウチがスペースを与えてしまった。ただ、その後は持ち直して、しっかりとゲームをコントロールして決定機も幾つか迎えたが、そのすべてを決め切れなかった。やはり、あの決定機は決めないといけない場面だった。1-0とリードされた中で決定機を決められず、相手にカウンターを食らう場面もあったが、そのカウンターから失点したのではなく、流れの中からの失点だったと思う。2失点目の場面を振り返ってみると、CKにしなくてもいい場面で焦ってCKにしてしまった。そういう意味で、“流れの中”という言葉を使った。判断ミス、イージーなミスが失点につながった。最後までゴールを取りに行く姿勢を見せたことはポジティブな部分だが、リードされている状態の中でもっともっとゴールに向かう姿勢、点を取りに行く姿勢を出さないといけなかった。ただ、ACLもあるこの日程で、チーム揃ってのトレーニングがなかなか出来ていなかった。次は1週間空くので、しっかりとトレーニングを積んで、次の試合に臨みたい。

Q.セレッソをどういう特長のあるチームに持って行こうとしているか?また、セレッソのさらに伸びる部分をどの辺に見ているか。
A.私が目指すサッカーは攻撃的でコレクティブなサッカー。個に引っ張られるのではなく、チームが個を生かすサッカー。もちろん、個性を殺すこともしたくないが、チームの約束事をこなしながら、個のポテンシャルを生かせるチーム作りをしていきたい。ウチの若手に関しても、非常にポテンシャルがある選手がいる。ただ、周りの期待も大きい中で、経験のない若手が多い。その辺のバランスは上手く取って行かないといけない。一つ一つのプレーのクオリティーを上げるため、今週は時間があるのでしっかりトレーニングをして次の試合に臨みたい。新たにウチから代表候補合宿に3人呼ばれたことは良い出来事だと思うし、引き続き、指導者としていい指導をして、選手の力を伸ばして、代表に呼ばれるような選手を育てていきたい。ただ、チームの中でいいプレーをしなければ代表にも認められないことは、皆さんにも理解していただきたい。

Q.フォルランのフィット具合については。
A.合流当初より、日が経つごとにコンディションは高まっているし、連係も深まっている。ただ、フォルランがチームに合流して月日は経っていないので、この時点で全てにおいて完ぺきを求めるのは無理だと思うし、間違い。今節はACLを回避してコンディションを整えたというところもあって、動き出しの質、状態は上がっている。これからもっと良くなると思っている。彼もそうだけど、チームでまとまってトレーニングをすることが今後も重要になってくる。

選手コメント

■山口 蛍選手
セットプレーで失点したのがもったいなかったと思う。自分たちは絶対点を取れるチームだと思うので、1-0であれば、きっと逆転出来ていただろうし、もったいない失点はなくしていかないといけない。攻撃ではいい形もあったけど、つなぎの部分や最後の場面でミスもあったので、相手を脅かすような攻撃は数多くは出来ていなかった。失点してからではなく、最初からもっと自分たちのサッカーをしていかないといけない。

■山下達也選手
今日は守備がハマっていなかった。そこを修正し切れなかった。(その中でも球際の強さや激しさは見せていたと思うが?)今日は全然出せなかったと思う。今日に関しては、自分としては何もしていない、という気持ち。仕事が出来たという感覚はない。(課題を持って代表合宿に臨むことになるが?)自分を出すしかないと思う。前で潰すことや、競り合いやセットプレーとか、自分の少しは自信のあるポイントを見てもらえるようにやっていきたい。

■南野拓実選手
立ち上がりはもったいない失点だった。でも前半に取り返せるチャンスはあったので、決め切ればまた違った。自分としても、仕掛ける回数が少なかった。PA内に入って行く回数が少なかった。(いい仕掛けもあったが?)ゴールに繋がっていないので、満足することはない。シュートまでの流れが良くても決めないといけないし、その回数を増やさないといけない。