2013Jリーグ ディビジョン1
第31節第1日

2013.11.10

FC東京

長谷川 アーリアジャスール (70')

1

AWAY

FULL TIME

2

0-1

1-1

セレッソ大阪

南野 拓実 (31')

柿谷 曜一朗 (87')

味の素スタジアム

40,371

監督コメント

みなさん、こんにちは。前節の試合の後にも話したのですが、日本にこうして6年ぐらいいて仕事をしているわけですが、いまだに日本のサッカーのことがわからない、よくわからないということを感じました。一言で言うと、いつ負けてもおかしくないし、いつ勝ってもおかしくない。それは全て選手たちの集中力によるのではないかというところを改めて感じました。そういう意味では今日のセレッソの選手たちというのは、本当に高い集中力を見せ、最後までタフに戦ったと思います。FC東京さんも非常にいい内容のゲームをされていたと思うのですが、今日のような接戦をしっかりと勝ちきることができたのは選手たちの集中力の賜物ではないかと思いました。

Q.ジンヒョン選手からのロングボールによる柿谷選手のゴールですが、タイミングなどについては出す側も受ける側もわかってのことだと思うが、FC東京の集中力が80分前後のところで落ちるというのはイメージしていたのか?
A.おっしゃったとおり、あの時間帯というのはまさしくFC東京さんのディフェンス陣の集中力の落ちた時間帯であり、シーンだったと思います。そして、そこを見逃すことなく突いた我々の選手たちを称えたいと思います。実は今までもああいった形で、惜しいチャンスを作れたと言うことは何回かあったのですが、今日はキム・ジンヒョンの最高のフィードから(柿谷)曜一朗が高い精度のフィニッシュを決めたということになると思います。実を言うと先ほど選手たちの集中力は非常に高かったと言いましたが、まだまだ私は集中力についてはセレッソの選手たちに要求しなければいけないと思っています。なぜならば、2-0にできる決定機というのが2回か3回あったわけなんですが、それを決める集中力がなかった。そこで同点にされてしまったわけなのですが、最後は勝利に結びつける集中力を見せたという意味で選手たちは称えられるべきだと思います。さらに話をすると、選手たちに私が常に求めているのは、数字ですね。精度を上げ、数字として結果に残すということを求めていますが、今日のゴールもそういった部分の一つではないかと思います。

選手コメント

■柿谷曜一朗選手
ジンヒョンからすごいロングボールが来た。練習でもいつもいいキックを蹴っているし、ゴールキックはオフサイドもない。狙えたら・・・と思っていた。(すぐにサポーターの元へ走って行ったが)僕だけでしたね。ゴールキックからのゴールだったので、ボールに行っていたのが自分だけで、寂しかったです(笑)。(上位との直接対決が残っているが)残り3試合、サポーターも楽しみにしてくれていると思う。残り少なくなってしまったが、いいコンディションで乗り切りたい。

■キム・ジンヒョン選手
(ゴールキックは)いつも狙っています。今日も狙って蹴ったら、それをしっかり決めてくれる人がいた、ということです。ボールがよかったのもあるけれど、それを決めてくれてよかったです。角度もあまりなくて、難しかったと思うけど、さすがセレッソの8番です。