天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会
3回戦

2013.10.13

セレッソ大阪

シンプリシオ選手(15')
枝村(31')
杉本(50')
枝村(56')

4

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FULL TIME

0

2-0

2-0

ヴィッセル神戸

キンチョウスタジアム

NaN

監督コメント

まず何よりも今日は見事な勝利を収めることができたということが非常に嬉しく思います。4ゴールとも本当に美しい形でのゴールであったというところ、そして今日はさらに本当に多くのサポーターの方々が駆けつけてくださった、これも嬉しかったです。代表の関係で3人選手がいなかったにもかかわらず、(関西)ダービーということでチームを後押ししてくださって、一緒に勝利の喜びを分かちあえることを本当に心から嬉しく思います。

Q.前半、ボールを持たれて回されたようだが、そこから逆に主導権を取りに行くにあたって、監督から選手たちへ与えた指示と選手の動きについてどのように思われますか。
A.特に指示を与えたということはなくて、私の見るサッカーというのは、前半から本当に90分もたないのではないだろうかというくらい、フィジカル的に飛ばしてくるというチームが多いと思うのですが、その中で自然に後半、向こうの圧力もかからなくなって、セレッソの技術がものをいうようになったと、そういうことではないかと思います。

Q.代表の3選手がいなかったが、それでもゲームの質が下がることもなく、選手層の質を高められたのではないか?
A.本当に今日は何よりも嬉しかったのはそこなんですよね。今日、試合に出た選手たちが勝ちたいという気持ちを前面に出して、試合に臨むにあたって集中力を決して欠かすことがなく、いい準備をしてくれたということ。これにつきると思うのです。それこそが私がこの試合に臨むにあたって彼らに求めていたものであり、試合の前に勝って気持ち良くみんなで喜びを分かち合おうという話をしたのですが、彼らのおかげで本当に今気持ちよくみんなで喜びをかみしめているところです。シーズン最後までこの勢い、そして雰囲気を続けながら戦っていきたいと思います。

Q.1点目、2点目ともにシンプリシオ選手がからんでいたが、彼の経験が若い選手へ与える影響とは?
A.一言で言うと、一番重要なときにしっかり仕事ができるということが彼の持ち味であり、このチームに大きな影響を与えている部分ではないかと思います。今日の試合を見ていただければ彼のクオリティの高さと言うのは一目でわかると思うのですが、その中でここぞという一番大事なときにアシストができる、フィニッシュに絡むことができる、これは本当に他の選手たちにとって、いい影響を与えている部分ではないかと思います。

選手コメント

■枝村匠馬選手
立ち上がりは押し込まれる展開だったが、結果的にはちゃんと勝ててよかったです。
(2ゴールについて)2本ともいいボールが来た。ちゃんと決められてよかった。
(3点目は?)チャンスがあったので決めたかった。まだまだ力が足りなかったと思います。いい形で、1点目と2点目が入って、そこで主導権を握ることができた。
(4回戦に向けて)自分たちのサッカーをやって、しっかり上に進めるよう頑張りたいです。

■杉本健勇選手
前半2点取れたのはすごく良かったです。ハーフタイムで、2点差が一番危ないというのをみんなで確認しましたし、次の1点が勝負を左右するから、しっかり3点目を取りに行こうと、チームとしても個人としても思っていたので、そこで3点、4点と取ってとどめを刺すことができて良かったなと思います。
(ゴールの場面は)エジノは出さないかなと思ったのですが(笑)、珍しく出してくれたので、僕だけのゴールじゃなくて、エジノであったりの意思統一の(できた)いいゴールだったと思う。みんなに感謝しています。
(天皇杯得点王ですが)まだ3回戦なので、全然意識してないですし、目の前の試合に一つ一つ集中して良い準備をして入ることと、次にまたすぐにJリーグがあるし、2つのタイトルを取るチャンスがあるので、優勝した結果として個人の得点王などのタイトルがついてくればいいです。まずはチームが優勝することだけを考えてやっていきたいと思います。
去年悔しい負け方をしましたし、国立で最後やって、最後にみんなで笑って終わりたい。
僕自身タイトルを取ったことがないので、この若いチームで取れたら個人としても来年にもつながるし、自分の自信にもつながると思いますので、絶対に取りたいと思います。