2013Jリーグ ディビジョン1
第25節第2日

2013.9.14

横浜F・マリノス

ドゥトラ (14')

1

AWAY

FULL TIME

1

1-1

0-0

セレッソ大阪

山下 達也 (11')

日産スタジアム

35,528

監督コメント

みなさん、こんばんは。今日の結果は、内容からいけば妥当な結果かと思います。ただし、決定的なチャンスがよりどちらにあったかと言えばセレッソの方だったと思うのですが、しっかりと決めきると言う精度、そして決定力、そこがもう少しだけ足りなかったと思います。

Q.今日はどうしても自陣で試合を展開するということが多くなったようだが、これは相手がマリノスということで、まず守備的にというところなのか、それともマリノスの圧力に押されて自陣でやらざるを得なかったのか?
A.本当に試合展開としては、その通りだったと思います。そして理由として、どちらもあったと思います。マリノスさんが前からプレスをかけてこられたという部分もあったと思いますし、さらにマリノスさんが非常に経験のある選手が揃っているチームであり、そこでポゼッションが非常にいいチームなので、我々もディフェンスに回る時間が非常に長くなったという部分はあります。ただそれは試合の前にある程度予測していた部分でもあったので、我々はまずしっかり守って、切り替えの早さで、早い攻撃で勝負をしようという話はしていました。先ほども言いましたが、より決定的なチャンスというのはセレッソの方にあったとは思いますが、予想通りマリノスさんも経験のある選手がボールを大事につなぐというポゼッションのサッカーをされていたので、結果としては妥当かなと思います。

Q.引き分けが続いていますが、今日は上位との差を縮めるチャンスだったと思うのですが、この状況をどう思われますか?
A.数字の上ではリーグ戦において引き分けと言うのは、私はいい結果だとは言えないと思います。ただし、今日の対戦相手というのは、首位のマリノスさんであり、その能力、対戦相手の能力を考えると、負けるよりは勝ち点1を奪ったことを前向きに捉えたいと。先ほどから言っておりますが、試合の内容を振り返ると、引き分けと言うのも妥当な結果だと思っています。

Q.途中で二列目の選手を二人を代えられましたが、そのうちの一人が黒木選手でした。今まででいくと枝村選手のところだったと思うが、黒木選手に代えた意図は?
A.交代の意図というのは、今日のすべてにおいてフィジカル的な部分が一番大きな判断の理由です。気温と、さらに湿度が非常に高いゲームだったと思うので、フィジカル的な疲れと言うのが選手にはかなりあったと思います。黒木ですけれども、先日の天皇杯の試合で途中で入りましたが、今日のポジションでプレーしていますし、そのときに非常にいいプレーをしていたということで、今日も流れによってはあのポジションをということで考えていました。椋原健太ですが、非常によく頑張っていたと思いますが、足に疲れがきたということで、これもフィジカル的な要因で小暮に代えました。エジノも同じくフィジカル的な要因で(シンプリシオと)交代で入っています。

選手コメント

■山下達也選手
(上位が負けているが)下も(勝ち点差が)詰まってきている。でも僕らは上を向いてやっているし、正直今日は勝ち点3を取りたかった。これから上位との対戦が残っているし、まだまだチャンスはあると思っている。

■新井場徹選手
上位陣が負けていたので、差を詰めたかったといえば、詰めたかった。こればかりは結果論でしかないので。チームとして成熟せなあかんところがあるし、もっとこうしとかないとあかんというところは、チームとしてもっと改善すべき。攻撃に関しても曜一朗頼みになりすぎていて、あいつも1人で何でもできるわけはないし、あれだけ孤立していると、さすがのあいつも難しいと思う。あいつをもっと気持ちよく攻撃できるよう、後ろからもサポートしないと。守っているだけなので、失点は少ないですが、その分勝つのは(攻撃は)難しくなるので。でも、今日は守備的に入ってでも、離されたら終わるという意識があったので、こうならざるを得ないというか、長い目で、シーズンのことを考えれば、こうならざるを得ないかなと。難しいですね……、何年サッカーをやっていても。