２０１３Ｊリーグ ディビジョン１
第２２節第１日
2013.8.24土
名古屋グランパス
矢野 貴章 (88')
1
AWAY
FULL TIME
1
名古屋市瑞穂陸上競技場
0-0
1-1
セレッソ大阪
柿谷 曜一朗 (87')
名古屋市瑞穂陸上競技場
18,560人
監督コメント
選手コメント
■柿谷 曜一朗選手
我慢の試合だった。先制点が取れたので勝ちきらないといけなかった。ただ、アウェイで勝点1を取れたし、上との差も縮まった。次の試合でまた頑張りたい。
（ゴールの場面は）キャプテンが激しいプレーでボールを取ってくれた。目の前にボールがきて、見たら楢（崎）さんが詰めていて、「やばい」と思ったがうまく蹴れた。
（視察に来ていたザッケローニ監督にアピールできたか?）ゴールを決めたけど、勝てなかったのは残念。セレッソのためにプレーしているし、セレッソのために勝ちたかった。
DFが頑張ってくれていたので、僕らがもう1点取れれば勝てる。2点目を取れるようにしたい。2点目を取れなかったのが、今日引き分けた要因だ。
（GKとの1対1は）だいぶ詰められていたけど、スペースがあったのでよかった。ワンタッチでシュートを打とうか、とも思ったが、そんなもったいないことをしたらアカン、このワンチャンスのために今日は頑張ってきたんだから、と思った。
非常に難しいゲームだったと思います。結果としては両チームとも、お互いのスタイルを出そうと、最後まで走り切ったという試合だと思うので、妥当な結果ではないのかなと思います。
Q.先制した直後に失点しているが、これまでも失点を0に抑えられないのはどうしてか？
A.私の見方は全く違うのですが、名古屋さんと同じくらい、あるいはそれ以上に走り切ったと思うし、お互いチャンスを作り出していたと思う。失点数というのはリーグで少ない方から2番目だと思うので。
Q.柿谷選手のゴールですが、難しい状況でかなり落ち着いて決めたと思うが、彼のいい所とは、プレー面、精神面でいうとどんなところか？
A.一番のクオリティというのは技術レベルの高さというところだと思います。さらにフィジカル的にも本当にスピードがある、本当に速い選手なので、どんな状況であれ、今日のように技術とスピードを生かしたプレーで試合を決定づけるプレーが出せる、そこが一番のストロングポイントだと思います。
Q.日本のストライカーは慌てることが多いが、彼の場合は落ち着いてシュートを決められるのはどうしてか？
A.すごくいい分析をされていると思います。彼が冷静にプレーできるというところが、今、代表に呼ばれる要素でもあると思います。フィニッシュというのは、ただフィニッシュをすればいいというのではなくて、技術とスピードを生かした中で行うフィニッシュをゴールという数字に結び付けなくてはいけない、そのゴールという意識を強く持っているからこそ、逆に彼はそこから逆算して、冷静なプレーを常に考えてやっているのではないかと思います。