2013Jリーグ ディビジョン1
第19節第1日

2013.8.3

セレッソ大阪

0

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FULL TIME

1

0-0

0-1

ヴァンフォーレ甲府

河本 明人 (66')

キンチョウスタジアム

13,633

監督コメント

甲府さんは試合開始からしっかりと固くディフェンスした上でカウンターという、意思統一を徹底されていたと思います。
その中で、立ち上がりの10分ほどは何度かカウンターを受けましたが、その後は我々がゲームを支配できたと思います。ただし、一番大事な「ゴール」というのもが足りませんでした。
後半はそんな中、カウンターで失点し、その時に我々はメンタル的な冷静さを失ってしまったと思います。まだまだ若い選手が多いので、冷静にプレーすべきところが後半できなかった。そして、残念ながらこういった結果になってしまったと思います。

Q.今日は若干メンバーを入れ替えて臨まれましたが、そのあたりの意図を教えてください。
A.対戦相手の甲府さんが3バックで臨まれる、そしてディフェンシブに前節を含めて戦われたということで、我々はよりアグレッシブなメンバーを送り込むべきだという判断です。前半はまさしくその形で、甲府さんが守る、そして我々が攻めるという形が続いたと思います。その中で我々の精度が足りず、そして後半カウンターから失点をしてしまった。その後は甲府さんが、30歳以上の経験のある選手が何人かいることもあり、しっかりとゲームをコントロールされていたと思います。

Q.今日の柿谷選手の動きについて、特に後半は精彩を欠いたように見えました。監督はどう思われますか?
A.交代した理由ですけれども、シュートを打っていない、決定的なパスを出していない、そして決定的なドリブルができていない、そういう理由で代えました。それをお話しすることで評価もわかっていただける思います。

選手コメント

■柿谷曜一朗選手
(珍しくサポーターからブーイングがありましたね) 珍しいですか?負けたらもちろんだと思うし、今日みたいな試合だったら当たり前だと思います。
(首は大丈夫?)全然大丈夫です。
今日の試合は俺たち前の選手の責任です。 いつも言っているように1失点というのは仕方ないし、ディフェンスは100%やってくれているし、僕らも100%期待に応えようとしてゴールを狙っていますが、今日に関しては僕と(南野)拓実が前の所でいい形は作れましたけど、それだけだったので。拓実も慣れないポジションだったにも関わらずシュートチャンスもあったと思います。 90分間最後まで一生懸命走っていたしボールに絡んでいたし、本当に良いプレーをしていたと思う。 僕は途中で交代して最後までチームのためになれなかった。 前半はもっとチャンスを作れたと思うし、後半ももっとボールに絡めたと思う。ディフェンスには本当に申し訳ないし、もっと拓実にももっと気持ちよくプレーさせてあげられたと思う。前半で勝負を決められた試合だったので、僕らだけに責任があると思います。ただ、チャンスは作れているので、どんだけチャンスを作っても入らない時もあると思うし、開幕戦みたいにチャンスがなくても1-0で勝ったり、ゴールを決めて褒められたり、今日のようにブーイングされたりといろいろあると思います。別にやってるサッカーは間違ってなかったと思いますが、サッカーは決めるところで決めなければ負ける見本のような試合だったと思います。 僕たちは一生懸命やっていましたが、(ブーイングは)当然のことだと思う。

■南野 拓実選手
前半に決め切れなかったのが全てです。(楠神)順平君が左で、僕が中だったのですが、やりやすかったです。いいところまでいったけれど、決定機を外すなど、しっかり決め切れなかったのが(敗戦の)ひとつの原因だと思います。決め切れないと上には行けない。精度をしっかり高めていかなければならないと思います。
(後半、運動量が落ちたように見えましたが?)チームで我慢できなかったのが悔しい。前半、決め切れていればと思うと悔しいが、負けたことを受け止めて次に切り替えたい。もう一つも順位を落とせない状況になったので、チームで一つになって頑張りたいと思います。