2013Jリーグ ディビジョン1
第16節第1日

2013.7.13

サンフレッチェ広島

髙萩 洋次郎 (90'+5)

1

AWAY

FULL TIME

0

0-0

1-0

セレッソ大阪

エディオンスタジアム広島

19,244

監督コメント

みなさん、こんばんは。今、ゲームが終わった直後にロッカールームで選手たちに話をしたところなんですが、最後までハードに戦うという意味では、我々の選手たちは本当によくやってくれました。負けという結果は最悪の結果なんですが、決して下を向く内容ではないと、0-0が妥当な結果ではないかと思っています。ゲームとしては、お互い一進一退の攻防で、戦術的な要素が非常に大きなゲームだったと思います。その中で広島さんが最後のチャンスを決められたわけですが、さっきも言いましたように0-0がやはり妥当な結果ではないかと思います。

Q.戦術的要素が大きいゲームだったと言われたが、具体的には?
A.まず、広島さんが3バックで非常にリーグの中でも独特のスタイルを長い間貫いてやってらっしゃるわけですが、その分非常に安定感のあるサッカーをやっておられると思います。通常、広島さんがゲームを支配するということが多いと思うのですが、我々のボランチ、そしてオフェンシブの攻撃的な選手たちがディフェンスにおける役割をしっかりと理解した上で、さらに攻撃のときにはチャンスを作り出したと、そういうプレーができていたので、そういった部分を含めて戦術的な要素という表現をしました。

Q.今日の柿谷選手のプレーのできについてと、交代した理由を聞かせてください。
A.広島さんが3バックということもあり、(柿谷)曜一朗は非常にタイトなマークを受けていたと思います。それは、広島の佐藤(寿人)選手が我々のタイトなマークを受けていたというところと同じかなと思います。曜一朗もシュートまでいく、隙あらばシュートという姿勢を見せていたのですが、今日の交代の要因としてはフィジカル的な部分ということになります。気温が非常に高い中でのゲームが続きますので、サブの選手も含めて3人の交代枠を使いながら戦うことが重要ということで、フィジカル的なものを考えて彼を交代させました。

選手コメント

■柿谷曜一朗選手0-0やったので、僕ら前線の選手が仕事をしないといけない試合だったし、最悪引き分けで終われればよかったと思いますが、その前に、勝てなかったので、残念です。すぐ水曜日にホームで試合があるので、しっかり勝点3を取れるように、切り替えるだけです。
(結構スペースがないような感じだったが?)お互いそうだったと思います。そのなかでも、シュートチャンスなど、チャンスはあったので、決めきれなかった僕らの責任でもあると思います。それより何より、最後、0-0で終われなかったのが、アウェイなので、すべてだったと思います。

■キム ジンヒョン選手
(後半アディショナルタイムでの悔しい失点について)最後だったので、みんな点を決めたい気持ちが高すぎて、みんな高いポジションに上がってしまい、真ん中がちょっと空いていた。あとはシュートもフリーで打たせてしまったし、そこで僕が助けないといけなかったのですが、ど真ん中すぎたのと、シュートのボールも結構速かったし、弾くのもちょっと難しかったので。最後、後ろにボランチの誰か1人を残しておけば、あんなど真ん中でシュートを打たせていないと思う。そこだけ、最後の時間やったし、もっと集中しないといけなかった。次はこんなやられ方をやられないように修正したい。
(前節の負傷退場もあり、コンディションが心配されたが?)痛いのは痛いですが、痛いこととか、調子の悪いとき、もっと集中力を出していかないと、たぶんやられると思う。チームが勝つために、しっかりやらないといけないし、調子が悪いからこそ、集中力をいつもより、もっと出していったので、その分、よかったと思います。
(次節に向けて)上位2チームが負けたので、今日の試合は本当に惜しかったし、(敗戦は)痛い。すぐ試合があるので、早く切り替えて、次に臨みたい。