2013Jリーグ ディビジョン1
第14節第1日

2013.7.6

ジュビロ磐田

前田 遼一 (60')

山田 大記 (61')

2

AWAY

FULL TIME

2

0-0

2-2

セレッソ大阪

南野 拓実 (58')

エジノ (71')

ヤマハスタジアム(磐田)

12,206

監督コメント

みなさん、こんばんは。結果としては、妥当な結果だと思います。両チームともフィジカル的に非常にタフに戦ったと思います。ジュビロさんは、中断前まで低迷されていたということ、そして監督を代えて臨まれた初戦ということで、非常にモチベーションが高かっ
たと思います。それは、我々も最初からわかっていたところなので、立ち上がり少し押し込まれるところもありましたが途中からは互角に持ち込むことができました。改めて言いますが、両チームともフィジカル的には本当にタフに戦ったゲームだったと思います。

Q.浦和戦(ヤマザキナビスコカップ)から引き続き1トップで戦われた感触、評価をお願いします。
A.(柿谷)曜一朗も含めてですが、際立って良かったという選手も今日はいなかったですし、逆に物足りなかったという選手もいなかったと。一言でいえばチーム全体がまずまずの出来だったかと思います。アウェイのタフな戦いの中で最後までみんなが戦い抜いた姿勢と言うのは見れたと思います。

Q.アウェイで勝ち点1を取れたのは良かったのか、それとも勝ち点3を取れなかったと思うのか。
A.私は今おっしゃられた計算の仕方はどちらもしていないです。我々は勝ち点3を常に求めて戦っているし、それは今日のジュビロさんも同じだと思うので、今日の試合でという判断ではなく、常々目指しているという意味では1というのは残念な部分はあると思いま
す。

Q.ジュビロの監督が代わって、モチベーションの高さは予想通りだったと思いますが、戦い方などについて想定と違っていた部分はあったか?
A.特に予想が外れたという部分はありませんでした。戦術的な部分も含めてですが。セレッソですが、持ち味であるゴールを目指して戦うというスタイルはしっかりと出せたと思います。先ほどから言っていますが、押しつ押されつという五分の展開が90分続いたのではないかと思います。

選手コメント

■南野拓実選手
(リーグ戦初得点について)ずっと、自分のなかで(ゴールが)欲しかったので、そこは狙っていましたし、どんな形でもゴールしたかったので、決まってよかったです。
(駒野選手をかわしてのゴールは自信になるか?)マッチアップしたとき、それはずっと感じていましたが、ボールはたぶん取れなかったし、抜けきった場面もなかった。そこは、あまり勝ったという感じではないというか、互角ではなかったと思います。
(1点取ってから、気の緩みが出たのか?)そこは今後改善していかなければいけないと思います。
(リーグ戦のゴールは、カップ戦とは違うか?)リーグで取ってこそだと思うので。どんな試合でもゴールは狙っていますが、リーグ戦ではなかったので、それが今日取れてよかったと思います。

■エジノ選手
本当に厳しいゲームで、相手も非常に圧力をかけてくる試合でした。相手のサイドバックのオーバーラップに、かなり注意を払ったところもあったので、闇雲に攻め上がるというより、いいチャンスが来たとき、一気に行こうという気持ちを持ちながら、今日はやりました。比較的、ゲーム内容は、全体的にはよかったが、もちろん、まだまだ修正するところはあると思います。今日の試合はもう終わったので、次の試合に切り替えていきたい。
(ゴールシーンは、中に飛び込んでいたが?)僕も、クロスが上がる前は、ファーサイドのほうにいたんですが、(柿谷)曜一朗もいたので、僕が中に一回ポジションを振ったら、しっかりそこを見てくれて、折り返してくれた。彼もいいポジションを取ってくれていたし、僕もその動きを見て、いいポジションを取ることができました。
(リーグ戦では2戦連続ゴールだが)これを続けていきたい。毎試合ゴールを取るのはなかなかできないが、まずはチームが勝つために戦って、そのうえで、自分のゴールが勝利に貢献できればと常に考えています。今日のゲームで話しをすると、勝利につなげるチャンスもあったが、そのなかで引き分けは、悪くはない。少なくとも、勝点1を積み重ねたことは、評価していいと思います。

■柿谷曜一朗選手
勝たないといけなかった。2-0で終わらせないといけなかった。ジュビロを否定するんじゃないけれど、あんな失点は防がないといけなかった。あれじゃ、タイトルを狙えない。引き分けじゃなく、逆転する力をつけないといけない。あの時間帯に失点するのは甘さが出たんだと思う。点を取ってからもやることは変わらない。自分がそう言ってチームの意思統一できるようにならないといけない。1点取って余裕が出たのが裏目に出た。それまでは後ろがしっかり守ってくれていた。もっとチームとして1点を大事にしないといけなかった。(自身を振り返って)結果として何も残っていない。いい形で受けてシュートを打っても、それが(ゴールに)入らないと意味がない。練習不足です。もっと練習しないといけない。