みなさん、こんにちは。本当に互角のゲームだったと思います。その中でチャンスの数は少ないながらも、しっかりとゴールに結びつけたという意味で勝利に値する内容だったと思います。ここ数試合に比べて、フィニッシュの精度が今日は非常に高く、決定力があった。それが勝利につながりました。柏レイソルさんのように完成度の高いチームに対して勝利を収められたということは、本当に嬉しく思いますし、今シーズンの勝利の中でも非常に重要な勝利のうちの一つと言うことができると思います。

Q.後半31分に2－1にしてからの時間の使い方の方針について、どのように選手たちへ伝えられたのか？
A.時間はうまく使いながらも、もう1点取るというメンタリティーを、常々選手たちへは言っていることです。逆転したからといって、守りに入ってしまえば必ずやられてしまう。ボールを奪った後に、さらにもう1点取るためにカウンターを含めて仕掛けていく、そしてもう１点取れるのであれば取る、と日頃から言っていましたので、選手たちはしっかりと理解してくれていたと思います。3点目が入ったことで、この勝負は決まりということができたのではないでしょうか。

Q.途中から入った山下選手のできは良かったと思うが、その評価をお聞かせください。
A.山下ですが、全試合出場している訳ではないのですが、試合に出場したときのパフォーマンスを見ると、今シーズン一番パフォーマンスの良い選手の一人と言っても過言ではないと思います。今日の試合も最高に素晴らしいプレーを見せてくれていましたし、これからいつ出番が回ってきても心配なく送り出せる選手だと思います。

Q.2得点をあげた柿谷選手の評価をお願いします。
A.（柿谷）曜一朗ですが、今日は2点を決めましたけれど、冷静に振り返って評価をすると、決してパフォーマンスが良かったとは言えないと思います。あれだけの技術のある選手でありながら、今日の試合の中では彼の持っている本来のプレーというのはあまり出ていなかったように思います。2得点というのは大きな意味を持ちますが、もっともっと彼ならできると思います。

Q.後半、楠神選手と南野選手を同時に投入されたが、どういう意図をもっていたのか、また彼らにどのような指示を与えたのか？
A.まず、交代の意図ですが、二人とも非常にスピードのある選手、速い選手なので、そういったフィジカル的なスピードの速さを生かして、前掛かりになる柏レイソルさんの攻撃を止めた後に、さらに点を取りに行くという意図でした。二人ともしっかりと指示を守ってくれて、ディフェンスのときにはしっかり絞り、攻撃のときにはサイドから行く、そしてスピードを生かしたプレーは非常に良かったと思います。