２０１３Ｊリーグヤマザキナビスコカップ／Ｂグループ
第６節
2013.5.15水
セレッソ大阪
丸橋 祐介 (72')
南野 拓実 (86')
2
HOME
FULL TIME
1
キンチョウスタジアム
0-1
2-0
サガン鳥栖
金井 貢史 (01')
キンチョウスタジアム
6,941人
監督コメント
選手コメント
■丸橋祐介選手
前半は、中が閉められてやりにくかったけど、ボールを保持できたので、あせりはなかったです。
前線がしっかりキープしてくれたのでチャンスはたくさんありました。
（今日のフリーキックでのシュートについて）結構、練習していたので、練習通りできたという感じです。
あれで同点になって勢いがついたと思う。
キーパーのポジションが悪かったので、結構スペースが空いていた（ので狙った）。
（セットプレーでの得点は今季チーム初でしたが）もっと質を上げて武器にしていきたい。
（あのフリーキックは）本当は螢（山口選手）が蹴る予定でした。じゃんけんで負けたのですが、「また、ふかすかもしれない」ということで譲ってくれました（笑）。
（これで予選突破となりましたが）まだ次があるので、しっかり頑張ります。
■南野拓実選手
クロスが上がってきた時、ニアと後ろに飛び込むというのはずっとやっていることなので、出てくると信じて走り込んでいたのでゴールできて良かったです。あと触るだけのボールだった。途中出場から自分がゴールに絡むことがあまりなかったので、今日は絡めて良かったです。
今日は決勝トーナメント進出のかかった試合だったので、しっかり勝ちきる事が大事だった。立ち上がりに失点したので、ベンチで自分が入ったら絶対に試合を決めてやると思っていた。
（Ｊリーグが開幕した日だったが）自分が生まれる前からの伝統あるＪリーグで、たまたまですがその記念すべき日に自分がゴールを獲れたのは、ちょっと嬉しいです。
（Ｊリーグ開幕の試合などは映像で見たことはある？）最近、やべっちＦＣとかで流れたりしたのを見たくらいです。開幕戦がヴェルディ対マリノスだったとか、誰がゴールを決めたとかは最近知った感じです。
（記憶に残っているＪリーグの試合は？）よく森島さんとか西澤さんがいる頃のセレッソの試合は家族で観に行ってました。2005年の優勝を逃した試合はカーナビ（＝車載テレビ）で観てたのを覚えています。小学校6年で、次の年から（セレッソの）ジュニアユースに行くという時でした。自分たちの試合の帰りにチームメイトとみんなで観てました。
（ニューヒーロー賞の対象ですが）狙ってますけど、ライバルがチームにむっちゃいるんで…。まあ、影から狙っていきたいと思います。
（上のステージに繋がったのは大きい？）今日、決められたことがすごく良かったです。
今日のゲームですけれども、あれだけ早い時間に先制されてしまったということで、本来ディフェンスの堅い鳥栖さんにとっては、より試合運びが有利になったという側面があったと思います。
我々は当然、攻撃的に前掛かりに行かなければいけない。そこでボールを奪われた後、鳥栖さんの素早いカウンターを何度も受けてしまい危ない状況が続きました。そんな中でも我々はリスクを承知の上で、攻撃を仕掛け続け、最後は勝利に値するプレーが出たと思います。
Q.同点ゴールが丸橋選手の直接フリーキックでした。今季、直接フリーキックでの得点は初めてだと思いますが、攻撃の新しいオプションとして計算できるものと考えておられますか？
A.新しいオプションであることは間違いないと思います。あとは個人的な見解ですが、今日のようにバイタルエリアでファールをもらうことがこれまで少なかったことも、フリーキックでのゴールが無かったという理由の一つであると思います。
Q.今日、途中から入った播戸選手、南野選手は、監督の期待通りの活躍だったと思いますが、二人への評価をお願いします。
A.二人ともゴールに直接絡むプレーをしたということで、本当に期待に応えてくれたと思います。そして、そういったプレーができたのは、チャンスがいつ来てもしっかりと準備をして臨む、そういった集中力が彼らにあったからこそ今日のプレーにつながったのだと思います。交代して入る選手に求めるものとしては、ゲームの流れを変える、そしてテンポアップして勢いを持たせるというところを望むのですが、彼らがああいうプレーをできたことは、グループとして選手の質がいかに高いかということを証明してくれたと思います。
Q.決勝点をあげた南野選手についてですが、開幕はスタメンで、このところベンチスタートでした。彼のこれまでの取り組みについてはどう評価されていますか？
A．期待に応えてくれるプレーをしてくれたということで、今日のパフォーマンスは見事だったと思います。あと、彼を含めて若い選手にとにかくしつこく言っているのは、「数字を残す」ということです。チャンスが来た時にそのチャンスを勝ち取るためには、何か数字を残さなくてはならない。（南野）拓実は本当にいいプレーヤーだと私も評価しているのですが、今日のように短い時間ながらゴールという結果を、数字を出した。これを積み重ねていくことによって、レギュラーになれる日も近づいてくるのではないかと思っています。