2013Jリーグ ディビジョン1
第10節第1日

2013.5.6

セレッソ大阪

杉本 健勇 (63')

山口 螢 (87')

2

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FULL TIME

2

0-0

2-2

浦和レッズ

原口 元気 (71')

那須 大亮 (82')

大阪長居スタジアム

32,378

監督コメント

勝点1という数字は、浦和さんにとってもセレッソにとっても物足りないものかもしれませんが、内容としてはおそらく、今シーズンのJリーグの中でベストゲームと言えるものではないかと思います。
両チームとも常に前に行く意識を高く持って、パスをつなぎアグレッシブにゴールを狙う、そういった内容は今日見に来てくださったサポーターの皆さんを満足させるものだったかと思います。
そういう内容の部分では非常に満足できるゲームでした。
どちらも最後は、勝利に値するプレーができなかったかもしれませんが、両チームとも敗北に値するようなゲームでもなかったと、そういう意味で妥当な結果だと思います。

Q.このところ山口選手が得点を重ねています。どの辺りが成長したのでしょう?
A.一言でいうと、数字を残すことができるようになりました。シュートの数、ゴールの数。これが彼の成長した部分だと思います。このまま成長を続けていけば、おそらく近いうちにフル代表に入れるのではないかと思っています。

Q.今日の浦和戦は、今シーズン初めてチーム力が互角、または上とも言えるチームとの試合でした。今後、横浜などチーム力が上と見られる相手と試合する上で、戦い方を変えることはないのでしょうか?
A.戦い方を変えるつもりは全くありません。これから我々が上位を狙っていくうえでも、そういったチームと対戦した時に、引き分けではなく、勝利を狙って戦い続けます。我々は正しい道を歩んでいるという自負がありますし、選手たちも若い選手を含めてどんどん成長しているので、まだまだパフォーマンスも良くなってチームとして成長していくと、私は確信しています。

選手コメント

■杉本健勇選手
浦和はボールを回すのが上手いので、自分たちが守備にまわる時間が多く、すごく難しい試合でした。(ゴールが)入った時は気持ちよかったですけど、勝てなかったので…。でも、引き分けに持って行けたのはいいことだと思う。(1失点目は)自分たちのミスからやられた点なので、もう少し戦い方を考えないといけないと思います。
(ゴールは)いつもレヴィーが「イメージしてから撃て」といいますが、あれはイメージ通りでした。僕と(柿谷)ヨウイチロウ君のツートップで崩す場面を、もっと多く作っていかないとダメだなと思いましたし、あのような孤立した場面では二人で崩すのが大事だなと思ったので、もう一度それは次の試合までに練習でいろいろ話をして、細かい所を修正したいです。
自分としては、チャンスがあった中で1点しか取れなかったので全然満足できないです。

■山口 螢選手
厳しい試合でした。
先制したのに、ああいう形(カウンター)で失点したのはもったいなかったです。でも、あの(終了間際の)時間に追いつけたのはよかったと思います。
(今日のゲームプランは?)まず守備から入って、ということです。前半はそれがはまらなかったのですが、後半はうまくできて攻撃にも移れました。セレッソは前半に耐えて、後半に勢いが出て点を取るということがよくあるので、悪くはないと思っていました。
ただ、最初の失点のしかたが悪かった。それがなければと思います。
(自身の同点ゴールは?)こぼれ球を押し込むだけでした。そのあと逆転できる場面もあったので、それが残念です。でも、同点になった後、自分たちが逆転できるという勢いを見せられたことはよかったと思います。
(これから上位のチームの試合が増えてきますが?)今のサッカーは悪くない。上位とも戦えると思います。どんどん上を目指していきます。