2013Jリーグ ディビジョン1
第6節第1日

2013.4.13

セレッソ大阪

柿谷 曜一朗 (45')

1

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FULL TIME

2

1-1

0-1

大宮アルディージャ

金澤 慎 (01')

ズラタン (85')

大阪長居スタジアム

13,384

監督コメント

ミナサン、コンバンワ。
今日のゲームは互角の戦いだったと思いますが、より決定的なチャンスを多く作ったのはセレッソだったと思います。
ただし、大宮さんの方が決定力が上回っていました。
大宮さんの2ゴールというのは、組織で我々を崩したというものではなく、非常に優れた個人の力であげられたものでした。
さらに、非常に自信を持ってプレーをされているチームだなということを感じました。
我々としてはフィニッシュにおける実力が足りなかったと思います。

Q.結果的に相手に退場者が出てから得点された訳ですが、相手が少なくなることにより攻撃に荷重がかかり、守備の意識が希薄になったということがあったのでしょうか?
A.いいえ、決して守る意識が疎かになったという訳ではありません。
先ほども言いましたけれども決勝ゴールのシーンにおいては、我々のディフェンスが二人ともいいポジションをとっていたのですけれども、相手のフォワードの個人の力でうまくかわされてしまった。
先制点も含めて、個人の力でゴールが生まれたと思います。
逆に我々のゴールというのは、試合前に相手を分析したうえで、相手の裏を狙っていくという戦術的要素がプレーに結び付いたゴールだったと思います。
さらに同じような形で、2回3回と相手の背後をとって、ゴールを決めるチャンスがあったので、そこは狙い通りプレーはできていたと思います。

Q.途中で左サイドの丸橋選手を外して、扇原選手を左に、そして楠神選手をピッチに入れました。この交代の意図を教えてください。
A.左サイドのパス、クロスの質をもっと上げたいということです。
前半、全く左サイドが攻撃において機能していなかったと思います。
本来、丸橋はそう言った部分が本当に素晴らしい選手なのですが、今日は調子が悪かったので、交代しなければならないという判断をしました。

選手コメント

・柿谷曜一朗選手
情けないです。それだけです、ホンマに。(数的優位だったが)大宮はチームとしてはっきりした攻め方ができていた。相手が一人少ない中で負けるのは情けない。言い訳はできない。足りないのはこういうところだと感じる。勢いは負けていないつもりだったけれど、油断してしまったのか、情けないです。(ホームで負けて)恥ずかしいです。たくさんの人が来てくれていたのに。ブーイングされたのも、それは僕らの仕事(の結果)。次は拍手してもらえるようにしたい。
(ゴールしたが)その前にも決定機があったのに決められなかった。そこで取っていれば、一人少なくなってからも、落ち着いてできたのに。ホームで結果につなげられなくて残念です。
(最初の失点は)相手が決めてたかもしれない。それはわからないけれど、やられたなと言う感じ。あれも油断だった。それを取り返すつもりでやった。一人少なくなって、行けると思ってしまった。気持ちが弱いですね。ディフェンスも甘くなってしまったのかもしれない。でもそれじゃタイトルは獲れない。今日のことはもう忘れて、ちょっと間が空くけど次もあるので、身体をしっかり休めて、次の清水のアウェイで勝ち点を持って帰れるようにしたい。

・茂庭照幸選手
(2失点とも崩されての失点ではなかったと思いますが?)大宮は強かったですよ。無駄に疲れたという感じ。やっていて手応えがいつもと違うイメージでした。
(ズラタン選手はどうでしたか?)苦手とする選手でした。相性が悪いというか、去年もそう思ったけど、自分が本気を出せば、手のひらで踊らせられているような感じがして、やりづらかった。
(ズラタン選手のゴールのときはどうでしたか?)ズラタン選手は視野に入ってなかった。ボールが裏に蹴られてバウンドされた時点で1対2と数的有利になったので、カバーしに入って、正直ボールしか見ていなかった。それで折り返されたら急に足が出てきたというか、それで足が滑ってしまった。あの一連の動作は俺が滑ってなくてもやられていたと思う。やっぱり違うというか、あの選手は献身的だし、いい選手だなと思った。
(1失点目もアクシデントで、2失点目も崩されていなかったですが)結局それで失点を重ねていっている。チームは崩されていないのでは、じゃあどこを修正すればいいのかとなる。監督は集中力と言うと思うけど、それをチームでどうカバーするのかとなると、もっと声をかけるなどになる。チームで取り組む課題ではないことばかりで失点している。逆にある程度ミスを重ねて失点していく方が、切り替えやすい。今日の敗戦はショックだけど、また1週間空くので、いい準備をして次の試合に臨みたい。