2013Jリーグヤマザキナビスコカップ/Bグループ
第2節

2013.3.23

大分トリニータ

丸谷 拓也 (64')

1

AWAY

FULL TIME

2

0-1

1-1

セレッソ大阪

南野 拓実 (01')

山口 螢 (75')

大分銀行ドーム

6,957

監督コメント

■マテル ヘッドコーチ
今日はゲームを通して、非常に内容の良いゲームだったと思います。もちろん、そういうプレーがあったからこそ勝利につながったということなのですが、今日のゲームはいつも以上に戦術的な要素の強いゲームだったと思います。ディフェンスにおけるポジショニングをいつもと意識を少し変えた上で、攻撃においては、よりサイドから攻撃を仕掛けると言う意図で臨んだのですが、勝利という結果につながったという意味でもうまく機能したのではないかと思います。大分さんも最後まで諦めないで、激しい試合となりましたけれども、勝利をおさめることができて本当に嬉しく思います。

Q.監督不在のアウェイのカップ戦2試合で、勝ち点4を取れたという状況をどう思うか?
A.我々はおっしゃったように、このアウェイでの2試合を臨む前に、この2試合で少なくとも勝ち点4を取ろうという話を選手たちにしたのですが、そこを本当に選手たちが理解した上で戦いきってくれたと思います。レヴィー(・クルピ監督)がブラジルに帰国する前に、怪我人の状態を確認した上で、どういったメンバーで臨んでいくのかという話は時間をかけてやったのですが、試合の中では当然予想外のことも出てくるので、私のフィーリングで決断するというような形でした。長い間、レヴィーとは一緒にやっているので、彼の考えることというのはほぼ判っているので、指導者として自分のフィーリングも入れながら試合の中で判断しました。ただ最後は、本当に選手たちが戦い抜くという姿勢を貫いてくれたことが大きいと思います。

Q.2得点に絡んだ南野選手についての評価は?
A.彼は攻守において本当に重要な役割を果たしてくれたと思います。守る時には今日はいつもよりは少し中に絞って、ボランチの近くでディフェンスをスタートするようにということだったのですが、それをしっかりやってくれたし、攻撃においてはサイドで起点を作るためにワイドにプレーするようにと、そういったところを非常に良く理解した上でやってくれました。もう一つは、彼は水曜日の試合の後にふくらはぎの張りがかなり強いということで、昨日は練習していなかったのですが、そういったところを乗り越えて今日の2ゴールに絡む活躍をしてくれたという点では見事だったと思います。ただ逆にこれで満足して欲しくないと思います。それは彼はあくまでもアタッカーであり、彼の役割を果たしたということなので、これで浮かれることなく、しっかりと前を向いて歩んで行って欲しいと思います。

選手コメント

・南野拓実選手
立ち上がりから、いつもですが、ゴールを狙っていたし、ああやって早い形でゴールが奪えたので。試合運びも楽になれたと思うし、そのなかでああやってゴールを奪えたことは、自信にもつながるし、よかったです。(今季初得点について内心ほっとしているか?)そうですね。でも、やっぱりまだまだ長いシーズンですし、これを機に、どんどん点を取りなれていくような選手になっていきたい。(アウェイ2試合で勝点4を取ったことについて)だいぶよかったと思うし、次につながる試合になったと思います。(チャンスはたくさんあったが、もっと決めることもできていた?)そうですね。もっとチャンスを、決定機をいかせられたところもありますし、それは個人の問題であり、チームの問題でもあるので。もっと突き詰めて、もっとよくなるように、修正するところは修正したい。また(次の試合まで)1週間あるので、次に向けていい準備をしたい。

・山口 螢選手
(アウェイ2連戦で勝点4という結果について)結果としてはよかったですが、失点シーンでは簡単にやられているので、もうちょっと失点を減らせればいいと思います。攻撃も、たくさんチャンスはあったので、それを決めきることができれば、もっと点も入ったと思うし、自分たちも楽になったと思うので、そういうところをしっかりと決めていきたい。