2012Jリーグ ディビジョン1
第33節第1日

2012.11.24

サンフレッチェ広島

髙萩 洋次郎 (17')

青山 敏弘 (20')

佐藤 寿人 (42')

石川 大徳 (50')

4

AWAY

FULL TIME

1

3-0

1-1

セレッソ大阪

枝村 匠馬 (61')

広島ビッグアーチ

32,724

監督コメント

広島さんはやはり優勝にふさわしい、リーグナンバーワンのチームだと思いました。非常に完成度が高いチームで、さらに我々にとって不運なことに前半に退場者が出てしまったと、これで非常に厳しいゲームとなってしまいました。そうは言っても、後半一人少ない中で選手たちは最後の最後までクラブの名を背負って威厳を見せてくれたと思います。戦いきってくれたと思います。最終戦、ホームでJ1残留を勝利で決めるために今日、今この時点からしっかりと気持ちを切り替えて準備をしていきたいと思います。

Q.今週の練習ではサブ組だった柿谷選手を先発で起用した理由は?
A.彼はケガをかかえているということで、もしベンチスタートしていた場合に途中で入って、そのケガが悪化して交代しなくてはならない状況になってしまうと、交代枠を一つより多く使ってしまうということ、それを考えてまずスタートから行って、行けるところまでということを考えました。

Q.中盤で横山選手、そして扇原選手をサイドバックで起用した理由とその評価は?
A.まず横山ですが、彼が普段から見せているプレーの質の高さ、攻守にわたる質の高さに期待して今日起用しました。彼が入ったことによって私は中盤のディフェンスにおいては今までよりも良くなった部分があったと思います。一人少なくなった中で彼を含めて選手みんなが最後まで戦ってくれたと思います。あと扇原貴宏ですが、やはり左サイドバックにケガ人が出たということで、左利きである彼であればフィジカル的な強さもあるし、しっかりと攻守にわたってプレーできるということで彼を先発で起用しました。

Q.次節、最終戦ですが出場停止やケガ人などでメンバーが厳しくなるが、残留のための勝利に必要なことは?
A.こうなった以上、最終戦に向けて、疲れているだとか、ケガをかかえているといったことは言っていられる状況ではないと思います。選手たちにはそういった部分を全て乗り越えて欲しいし、あとはクラブの選手、スタッフ、サポーターが本当に気持ちを一つにして、今シーズンベストゲームが最終節でできるように準備をしていきたいと思います。

選手コメント

・藤本康太選手
悔しいですし、最終戦まで残留争いをしてしまうのは、自分たちの力のなさだと思う。でも、ここで下を向いても仕方がない。最後の試合はホームで戦えるし、1年間やってきたことをフロンターレ戦にぶつけて戦うしかないと思っています。(相手は)うまかったです。対策は講じてきたつもりでしたが、うまくプレスがはまらなかったり、行くのか行かないのかがあいまいになった。でも、もう終わってしまったことなので、フロンターレ戦に向けて切りかえたいです。

・横山知伸選手
広島はめっちゃうまかったです。2点目もダイレクトで詰められてしまった。どうにか食らいついていかないといけなかった。最後は勝って終わりたい。(降格争いをする)相手の引き分けを祈るより、自分たちが勝って残留を決めたい。