2012Jリーグ ディビジョン1
第19節第1日

2012.7.28

柏レイソル

工藤 壮人 (28')

工藤 壮人 (41')

工藤 壮人 (51')

澤 昌克 (68')

4

AWAY

FULL TIME

1

2-1

2-0

セレッソ大阪

播戸 竜二 (39')

日立柏サッカー場

11,844

監督コメント

今日の対戦相手である柏レイソルさんというのは、リーグの中でも当然、強豪チームの中の1チームであり、レアンドロ・ドミンゲス選手あるいはジョルジ・ワグネル選手といった非常にクオリティの高い選手もいるチームなんですが、そういった対戦相手に対して我々はしてはいけないミスをしてしまった。そこをレイソルさんにうまくやられた、レイソルさんの得点につなげられてしまったというゲームだったと思います。1点目を取られるまで、先制されるまでは互角のゲームができていたと思うし、その後も同点に追いつくことができたんですけれども、前半にもう一点取られてしまった。しかしながら後半、先ほども言ったしてはいけないミスというものをしてしまい、そこを柏さんにしっかりと決められてしまった。ここが残念ながら結果を左右するものとなってしまったと思います。

Q.今日、試合の前に監督が描いていたゲームプランとは?
A.まずゲームプランとしては、中盤までブロックを落として堅く守ってから早く攻める、いわゆる堅守速攻という形を考えていました。そこはできていたと思いますし、しっかり守った後のカウンターというのもできていたと思うのですが、残念ながら我々がカウンターを仕掛けたところでミスをしてしまい、逆にカウンターをくらってしまった。これは前半の2失点とも同じ形で起こってしまった部分があったと思います。さらにリードされてからのゲームプランというのは崩れてしまっているので、前掛りに行かざるを得ない。その中でさらに2点追加点を許してしまったということになると思います。レアンドロ(・ドミンゲス)選手、あるいは中盤のクオリティの高い選手、さらにジョルジ・ワグネル選手、そういった選手をしっかりと押さえこむために、コンパクトにディフェンスをして、早い攻めということを考えていたのですが、リードされてしまった以上そのプランが崩れてしまったということは否めないと思います。

選手コメント

・播戸竜二選手
同点に追いついた時間帯で、もう少ししっかりやらないとダメでした。点が入った後は大事ですからね。(自分たちのパスミスからカウンターを受ける場面が多かった?)今日は自分たちのミスも多かったし、技術的にもメンタル的にも後手に回ることが多かった。相手に押されても、気持ちを強く持って、さらに前に行くメンタルが必要かな、と思います。落ち着いてやれれば問題ない所でも、少しバタバタしてしまった。試合の中で、自分たちで解決や整理が出来なかった。最近勝てていないこともあって、そういう状態になってしまっている。(得点について)今日は(先発の)チャンスだったので、今までは、チームのためにこうしよう、ああしようとか、難しいことも考え過ぎていたけど、今日はシンプルにゴールを狙うためにプレーしようと思っていました。1点取れたことは良かったけど、2点目、3点目も狙っていたので、それは残念でした。(今日の結果で降格圏に入ってしまったが?)ここで慌てても仕方ないので、一回落ち着いて、自分たちがやってきたことをしっかり試合で出すことが大事。悲観的になり過ぎるのが一番よくない。その辺は、自分たちを信じて、自分たちがやるべきことをやることが大事。

・藤本康太選手
(自分たちのパスミスを引っかけられてカウンターを食らう場面が多く、相手の術中にはまってしまった?)パスがダメならダメで、後ろに戻してもいいし。そこから攻めてもいいと思うし、そこの判断が最近はみんな悪いかなと思います。少し縦に急ぎ過ぎているというか、イチかバチかのパスも多い。セカンドボールが拾えない問題というより、自分たち主体でボールポゼッションしてサッカーが出来ていない。そうならないと、夏場はきつい。相手がこう来るから自分たちがこう守るというより、自分たちが主体の試合がしたい。それが今は出来ていない。だから、今日もアップダウンが激しく、相手に走らされた。全員で意識を統一してやっていかないといけない。全部が全部、速攻を狙うのではなく、速攻が出来ないなら、一度戻してゲームを作ってもいいかな、と思う。前線にパスが入っても、人数がかかっていないから、バンさんや龍にパスが渡ってもサポートする人数が少ない。パスコースを作るための走りが足りないのかなと思う。

・枝村匠馬選手
(結果は)残念でした。切り替えてやるしかないですね。(合流して間もないですが)まだ(チームに)慣れていない部分があって2~3ミスはあったけれど、それでもやりたいことはある程度できたと思います。あとは周りとのコンビネーションをやっていくしかない。期待以上の貢献ができるように、しっかりやっていきたい。