2012Jリーグヤマザキナビスコカップ/Aグループ
第7節

2012.6.27

セレッソ大阪

扇原 貴宏 (24')

キム ボギョン (45'+4)

柿谷 曜一朗 (55')

柿谷 曜一朗 (71')

藤本 康太 (90')

5

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FULL TIME

0

2-0

3-0

サガン鳥栖

キンチョウスタジアム

7,280

監督コメント

今日のゲームについては決勝トーナメント進出が自力で決まるという、非常に重要な局面での試合となったわけですけれども、その中で立ち上がりからしっかりと我々がやるべきことをやり、それに対して相手が厳しくディフェンスにいかなくてはいけない状況を作ったからこそ、カードにつながり、相手の退場につながったと思います。さらに、スコアのリードに満足することなく、圧力をかけ続けたところは非常に満足のできる内容でした。
もちろん、今日勝利を収めて決勝トーナメント進出を決めたことも嬉しいですけれども、それ以上にやるべきことをきちんとやるというチームの姿勢、そして心構えが、一番満足できる、納得のいくポイントだと思います。

Q.選手交代の3人、それぞれの意図を教えてください。
A.まず一人目は茂庭でしたけれども、前の試合の最後に、少し腰に違和感が出たということもあり、今日の試合である程度スコアが落ち着いたところで、次のゲームに向けて茂庭を温存することは大事なポイントであると判断して交代させました。
二人目の清武は、代表の中でコンディション作りに苦労しながらやってきたところがあり、同じく試合の流れが落ち着いたところで、フレッシュなブランキーニョを入れ、清武も土曜日に向けて体力を温存することができるという判断です。
三人目の酒本ですけれども、足にちょっとしたケガを抱えているので、前線の選手を入れて、酒本を休ませるという判断で交代させました。

Q.監督は、FC東京戦、鳥栖戦、浦和戦の3試合を一つのくくりとして捉えているということでしたが、今日の内容を踏まえて次の浦和戦についてお聞かせください。
A.今日のゲームは間違いなく、浦和との試合とは全く違ったゲームであると思います。というのは、今日のゲームはある意味特殊な部分があって、途中で対戦相手が10人になり、さらには9人になってしまったということを考えれば、当然全く違うゲーム展開であると思います。
その中で我々が一番求められるのは、ディフェンスにおける集中力だと思います。今日のようなゲーム展開になってしまった中で、ディフェンスの集中力はしっかりと保てましたけれども、当然、浦和戦の方がより相手に責められる。その中でどれだけディフェンス陣が集中力を見せられるかというところがポイントだと思いますし、もう一つは今日のような攻撃におけるアグレッシブな姿勢を保ち続けることだと思っています。

選手コメント

・扇原貴宏選手
シュートを撃っていけと播さん(播戸選手)に言われていたので、いい所に持ち出せて上手く振り抜けたので、いい所に入って良かったです。
(無回転シュートは狙ってる?)いつも狙っているといえば狙っていますが、たまたまそれが上手くいった感じです。いい時間に点が取れたので良かったです。その後すぐに2点目も取れたので、いい試合展開に持って行けたかなと思います。
今日は相手が少なくなったので、(今後は)まだ分からないですけど、少しずつ自信を取りもどしてきていると思う。自分のプレーも良くなってきている手応えは感じてるので、それをリーグ戦でもしっかり自分の力を出してチームの勝利に貢献できるようにしたいです。キヨ君の残り1試合、しっかり勝って送り出せたら良いと思いますし、チームも勢いに乗れるように頑張りたいと思います。

・柿谷曜一朗選手
点差が開いてもモニ(茂庭)さんやバン(播戸)さんが「相手の退場は気にするな!」とゲームの中で厳しく言ってくれたので、退場者が出る前のサッカーがずっとできました。前線の守備もサボらず、攻撃もバンさんと二人でしっかりできました。シュートシーンはいつも細かくは覚えていません。思いっきり蹴ったら入ったという感じで、家でVTRを見て確認します。
1位(突破)でも2位でも、相手はJ1の強いチーム。でも1位で突破するという強い気持ちで臨みました。間隔が開きますがナビスコカップの準決勝も勝ちたいです。
(チームにとっていいきっかけになりますね)そうですね、(リーグ、カップと)3連敗で、チームも良くなく自分も決められてなかった。でもこれで、キヨのラストに向けて、いい状態で行けます。今日もキヨに点を取ってほしかったけど、それは30日にとってあるのかなと・・・。
(清武選手にボールを集めたように見えましたが)セレッソの攻撃のリズムはキヨからなので、前の選手はキヨに絡んでいく感じ。特別にキヨに(点を)取らせようというのではなく、セレッソのサッカーとしてキヨを中心にプレーするのが相手にとって嫌なことだということ。
(ツートップでのプレーに関しては?)前線にいいボールが入ってくるので、ツートップでいい動きをすれば、もっと良くなるし、もっとできる自信があります。