2012Jリーグヤマザキナビスコカップ/Aグループ
第4節

2012.5.16

セレッソ大阪

ブランキーニョ (27')

キム ボギョン (90'+5)

2

HOME

FULL TIME

1

1-1

1-0

サンフレッチェ広島

佐藤 寿人 (30')

キンチョウスタジアム

6,397

監督コメント

対戦相手の広島さんが、パスをしっかりとつなぐクオリティの高いチームであったということで、非常にタフな、そして難しいゲームになりました。
前半、我々はある程度広島さんにビルドアップはさせても良い、それでボールをつなぐ部分はさせて良いと、ひとつブロックを落として、そこからディフェンスを始めようという形で戦いました。そしてハーフタイムには後半に向けての変更点を指示しました。できるだけ前からプレスをかけていこうというところで、選手たちも理解してくれたと思います。
対戦相手が非常に強敵な中、ディフェンス陣は最後までしっかりと耐え切ったと思いますし、バランスも良く最後まで戦えたと思います。非常に内容のあるゲームだったのではないかと思っています。

Q.今日の攻撃は全体的に個人技に頼った部分が多かったのではないかと思います。その点に関してどう思われますか?
A.個人技が中心だったということは、裏を返せば連携不足と言うことになると思うのですが、それは仕方がない、そして全く問題がないと思っています。
というのは攻撃における連携というのは、ある程度同じメンバーで試合を重ねることで生まれてくる部分であって、ケンペス、あるいは清武が出ているポジションに、柿谷、あるいはブランキーニョといった選手がプレーをしていたことを考えれば、連携不足があったとしても、それはノーマルなことだと思っています。ただし、これから先は練習の中で、もっとそういった部分を意識して、誰が試合に出てももっと攻撃の部分でかみ合ったプレーが出るように、考えていこうと思います。

選手コメント

・ブランキーニョ選手
自分が得点したことは嬉しかった。それにチームが勝って結果を出せたことは次の試合への自信にもなるし、勢いがつくと思います。
(最近、出場機会に恵まれていませんが)サッカーをやる上ではこういうこともあるので、監督にいつ呼ばれていいように自分の中では準備しています。こういうチャンスが来たので、良い活躍をしてポジションを奪い返すという気持ちで今日は臨みました。広島はクオリティの高いチームなので、良いチャンスを作っても止められたというのはありました。厳しい中でも自分たちの形を作れた。自分自身もあと2本、良い体勢で撃てずにすごく残念だったですが、そこまでの形を作れたというのは次に繋がるのではないかと思いました。
(ゴールシーンは?)中にスペースが無かったし、自分が前を向いていたので、とっさにあの形になりました。左足だったのですが、上手くゴールキーパーのポジションを外して決められたのは自分としても上手く行ったなと思います。あとは自分を含めて次の試合までコンディションを回復させて、集中を切らさないように良い準備をして勝ちたいと思います。

・松井謙弥選手
勝ってよかったです。(耐える時間帯が長かったが)広島に(ボールを)持たれる時間が多かったけど、FWからしぼっていてチーム全体の守備の意識が高かった。(あわやPKとい場面もあったが)それで取られたら仕方がない。行かないより行ったほうがいい。試合勘っていうのもあると思うけど。(シュートストップが多々あったが)たまたま正面に飛んできていたので。きわどいのとか、難しいのはなかったから。(広島には同世代の選手が多いが)水本(裕貴選手)とか仲がいいので楽しくやれました。一緒にサッカーができて楽しかったです。