2012Jリーグ ディビジョン1
第11節第1日

2012.5.12

清水エスパルス

アレックス (90'+6)

1

AWAY

FULL TIME

1

0-1

1-0

セレッソ大阪

柿谷 曜一朗 (15')

アウトソーシングスタジアム日本平

15,891

監督コメント

非常にいいゲームだったと思います。セレッソがしっかりとゲームをコントロールすることができ、三連勝の中ホームで戦う清水さんのストロングポイントというものをしっかりと押さえることができたと思います。さらに相手を上回るチャンスの数を作り、先制しました。後半も試合をコントロールしながら相手に自由にやらせない、そしてカウンターの中からもっとゴールにつながってもいいシーンというのは作り出せたと思います。セレッソにとってはバランスもよく、パスをしっかりつなぎながら相手のストロングポイントを押さえるという意味では、いいゲームができていたと思います。残念ながら試合の最後に同点ゴールを決められてしまった、これは我々のパフォーマンスを考えると本当に残念でなりません。

Q.今日試合を迎えるまでの練習では柿谷選手をサイドに、清武選手を中に入れてやっていたと思いますが、今日は柿谷選手が中央で、清武選手をサイドにもってきた理由は?
A.最終的にこのゲームに対しては、ケンペスと柿谷の2トップが一番いいという判断をしたということです。これは練習の中でも確認をしていたことなのですが、この形にすることで清武がもっと中でプレーすることができて、彼の良さが生きると。練習でやっていたスタイルとは多少違っている部分もあるかもしれませんが、それも一つのオプションとして今日の試合に備えてきました。

Q.エスパルスのストロングポイントを抑えるというのは、具体的に選手たちへどういう指示をされたのか?
A.まず清水エスパルスさんの3トップなのですが、ワイドに開いているFWの選手が中にダイアゴラムで入ってきて、何度もゴールを決めていると。特に左に起点を作って、右サイドのFWの選手が中にカットインしてきて中で合わせると、こういう形を今まで何度も見てきました。そういったプレーをほとんどさせなかったということです。そしてもう一つは中盤で7番の選手(アレックス)ですね。彼はボールをしっかりとつなぐことのできる選手ですが、山口 螢がそこをしっかりと押さえていたと思います。我々としては冷静に対応しながら、しかも高い集中力を保ちつつ、清水さんのストロングポイントというものを押さえていたというものだったと思います。

Q.終盤はかなり押される展開でしたが、それは疲れが出たのか?それとも戦い方に問題があったのか?
A.押されたという話でしたが、私の見方からすれば、ホームで戦い、1-0で負けている清水さんが、ああいう形で空中戦、パワープレーで来られるというのは当然の流れだったと思います。我々はロスタイムを含めてしっかり耐えきることができたんですけれども、(ああいう時間帯に)同点ゴールを決められてしまったと、そういう部分があったと思っています。

選手コメント

・柿谷曜一朗選手
得点は嬉しかったですけど、最後に追いつかれて勝てなかったので、悔しいです。プレーの振り返りとかも大事ですけど、今日は悔しいです。そのひとことに尽きます。ロスタイムの問題とかもありますけど、そういう時こそ集中しないといけない。また次に向けて頑張ります。(追いつかれるまではプラン通りだった?)点を取ったあと、引き過ぎた感じもします。もう少しボールに絡みたかったかな、と思います。(2トップに近い形だったが?)監督からは、「ケンペスの周りで走り回れ」と言われていました。

・黒木聖仁選手
勝てなかったので、特にコメントはないです。みんな集中していたので、勝ちたかったです。悔しいです。2点目のチャンスもあったし、決め切れないことも最後に響きました。(1点目に繋がったクロスは?)試合が始まる前に、ケンペスがガンジーさんを通して「裏に出してくれ」と言ってきたので、狙いました。GKが前に出てくれて、ラッキーでもありました。