2012Jリーグ ディビジョン1
第9節第1日

2012.5.3

コンサドーレ札幌

近藤 祐介 (25')

1

AWAY

FULL TIME

0

1-0

0-0

セレッソ大阪

札幌厚別公園競技場

9,596

監督コメント

前半ですが、本来やるべきことがほとんど出せない、非常に内容の悪いものとなってしまいました。動きの質、それから運動量、そういったものも非常に物足りない内容で、そこで先制点を奪われてしまったということが、0-1での負けという結果に最後まで響いてしまいました。後半は動きの質も上がり、マークも激しく行けるようになり、相手にスペースを与えないといった部分は前半よりもよくなったのですが、最後まで前半取られてしまった1点というものが響いてしまって、負けという結果につながった。そういったゲームだったと思います。

Q.前節は非常にいいゲームをし、今節はやるべきことを出せなかったと言うその要因は何でしょうか?
A.まず前半なかなか本来やるべきことができなかった要因として、ピッチコンディションが多少影響したと思います。コンディションが良くないので、ボールが繋げないという意識が選手たちに強くありすぎたのか、なかなか本来やっているサッカーを自信をもってやることができなかったと言う側面はあったと思います。ただ、それ以上に前半足りなかったのは、オーバーラップをかける、あるいは縦の動きを入れる、そういった部分だったと思います。勇気をもって前へ出ていく動きがなかったので、前半、非常に内容の悪いサッカーをしてしまったと思います。後半、そこを修正しました。当然、相手もリードしているのでブロックを作ってディフェンスを固めてくるだろうと、そういった中で縦への動き、追い越す動き、オーバーラップといったものをやっていこうという話をして、修正できた部分もあったかもしれません。もう一つ言うと、当然対戦相手も前節はジュビロさん、今日はコンサドーレさんと対戦相手も違うわけなので、なかなか同じパフォーマンスが続けられるということがなかったということもあったと思います。

選手コメント

・永井 龍選手
結構相手を背負う場面が多かったので、もっと前向きでもらえるよう、ボールを取っていないときにどう動くかというのが、個人としての課題だなと思います。(今日はサイドに出て勝負するシーンもあったが?)監督から「右サイドに流れて崩していけ」と言われたので、それを意識して、シャケさん(酒本)やムラくん(村田)が持ったときに、サイドに流れることは意識しました。(相手はかなり引いて守っていたが?)押し込んだとき、FWがボールをもらうスペースがなく、サイドからの崩しか、ミドルシュートしか(攻め手が)なかったので。でも、そこでどういうふうに点を取るかが課題。(終わったあとのロッカールームの雰囲気は?)正直、内容自体悪かったので、そこは反省しないといけないですが、「切り替えよう」とみんなで言っていたし、「次に」という感じでした。次に切り替えて、次はホームなので、絶対勝ちたいし、点を取りたい。

・山口 螢選手
今日はミスが多かったと思います。(ピッチコンディションが悪かったとのことだが)自分たちのせいです。監督からは前へ前へと言われて、自分たちのパスサッカーができないのなら、前へボールを蹴るようにと言われていました。代表でも経験しているけれど、それでもやっぱり自分たちのサッカーをやるのが大事かと(思いました)。ピッチが悪い中ででも気持ちを切り替えて自分たちのサッカーをやっていかないといけない。(札幌は)90分を通して前から動いていたし、最後まで(コンディションが)落ちることがなかった。中でボールをつなごうとしていたけれど、ミスもあった。サイドから崩すところは良かったけれど、もっとシンプルにやれば良かった。前半良くなかったところをもっと反省して、次につなげていきたい。