2012Jリーグ ディビジョン1
第6節第1日

2012.4.14

セレッソ大阪

0

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FULL TIME

1

0-0

0-1

アルビレックス新潟

矢野 貴章 (85')

キンチョウスタジアム

9,154

監督コメント

前半は非常にいい試合運びができたと思います。運動量もしっかりとあったし、その中で相手の激しいマークがありながらもしっかりと崩しの形が出るなど、前半はいい流れだったとは思います。しかし後半は、より新潟さんがブロックを落とされて、さらに4人の2ラインの間隔が非常に狭く、今までの試合に比べてより間隔が狭かったので、なかなかスペースを見つけられないという状況、そして新潟さんはそういったディフェンスから我々のミスを待って切り替えの速さでカウンター勝負という試合運びだったと思います。失点の場面に関しては不運な部分もあったと思います。サポーターの皆さんにはホームゲームということで、多くの方に駆けつけていただいたにもかかわらず、勝利という結果を収めることができず非常に申し訳なく思っています。この取りこぼした勝ち点を取り返すためには、激しい練習をもう一度しっかりと積んで、次のゲームに臨む。これしかないと思っています。

Q.後半部分についてお伺いしたいのですが、セレッソの攻撃が思ったようにテンポよく攻め込めなかったのは、相手の守備が良かったのか、それともこちらの攻撃に問題があったのか?
A.やはり両方あるということになると思います。一つには新潟さんがブロックを落とされて、スペースをよりコンパクトに埋められていたという部分。そしてセレッソにはミスが多かった、なかなかパスがつながらなかったという部分もあります。でもいくら相手がブロックを落としてスペースを埋めていても、我々がスピーディーで正確なパスをつなぐことができれば、フィニッシュまで行くということはできるはずなんですけれども、我々はそこでミスをしていまったという部分があったと思います。裏を狙って崩していくということがなかなかできなかったので、播戸を投入してケンペスの近くでプレーさせてサイドからのクロスの競り合いでゴール、あるいはこぼれ球に詰めるという形でゴールを狙ったんですけれども、そこも相手にしのがれてしまいました。ホームゲームで戦う上で感じるのは、やはり相手がセレッソのクオリティを警戒して非常にディフェンシブな戦いをされることだと思います。我々は対戦相手がそういった形で臨む中でどうやって点を取っていくのか、それはチームとして修正を図っていきながら、次のホームゲームではサポーターの皆さんとゴールを喜べるように、チーム全体で解決していきたいと思います。

選手コメント

・播戸竜二選手
300試合達成ということで、イメージはできていたんですが。(300試合達成について)言われるまで気づかなかったくらいだけど、周りのみんなが、区切りというか記念ということで「おめでとう」と言ってくれてんたんですが、負けちゃったから。でも次、350試合目指していきたい。でもそれよりもゴールを取りたい。盛り上がる決勝ゴールを取りたい。今日は負けてしまったけど、次の試合もすぐ来るし、切り替えて進むことが大事。若い奴も切り替えることを学んでいかないといけない。今日は反省して次に。

・茂庭照幸選手
負けましたけど、守備が崩されたわけでもないし、下を向く必要も無いと思う。連戦が続くので、残念な結果ですけど切り替えられるかな、というのが正直な気持ちです。(失点について)あれは自分のクリアですからね。たまたまあそこにいて、たまたまいいシュートだっただけなんで、事故のような感じでした。(新潟は)まだ勝ってないのが信じられないくらいディフェンスも堅かった。だからあれだけがんばってたのかもしれない。下位にいるチームじゃないとは思いますけど、セレッソはたぶん点を取れたと思うので、今日はゼロで終わる結果じゃなかったと思います。もっと練習の中からシュートの意識を強く持って、最初にパスじゃなくて、その替わりにシュートを打つ。気持ちの強さと言うか、ひとりひとりがしっかり責任を持ったプレーをするように声を掛け合ってはいるんですけど。自信を持ってトライしていきたい。試合の中では点を取り返すチャンスはいくらでもあったと思うので、もっともっとシュートを打って欲しいというのを、試合が終わってサポーターの皆さんが声出してましたけど、その通りだなと思います。
(後ろから見ていて、ちょっともどかしい感じがしましたか?)「あ、行けそうだな」と思いましたけど、行けそうだなで終わったかなと。最後の思い切りのいいシュートとか相手に当たってしまいましたが、それぐらい向って行ってほしいなと思いますし、それに向えるだけのメンタルだって能力だってある、いい選手が揃っている。もっともっとエゴイストになっていいと思います。