2012Jリーグ ディビジョン1
第4節第1日

2012.3.31

セレッソ大阪

播戸 竜二 (85')

1

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FULL TIME

2

0-1

1-1

ベガルタ仙台

ウイルソン (34')

赤嶺 真吾 (51')

キンチョウスタジアム

9,598

監督コメント

非常に難しいゲームでした。前半、通常であればポゼッションで言うと我々が上回るところなのですが、仙台さんの方が上回っていました。
しかしながら、後半数多くの決定機を作った部分では内容は非常によかったと思います。しかしフィニッシュの精度に欠けた部分がありました。
ゲームトータルで考えた場合に、最低でも引分けと言うのが妥当な結果ではなかったかと思っています。

Q.前半、かなり気象条件に左右されてセレッソのパフォーマンスが上がらなかったのでは?
A.前半はかなり風があり、我々は風下で戦ったことを考えれば、なかなか前にボールを運んで行くことができなかったという部分があったと思います。そのあたりとポゼッションを含めて、仙台さんに押されてしまったのだと思います。通常、ポゼッションは我々が上回るところですので、今日のゲームに影響がなかったとは言えないのではないかと思います。

Q.今日、ディフェンスラインで代わって入った2人(山下選手、黒木選手)の評価をお願いします。
A.選手の入れ代りがあったときというのは、もちろんどんな形であれ連係の部分で支障が出てしまうものだと思います。特に今回、丸橋の場合は昨日の練習後になって、初めて今日出場ができないと言うことがわかった状態だったので、黒木にとっても非常に難しい部分もあったと思います。しかしながら、最終ラインの連係不足が結果に結びついたという風には、私は考えていません。

選手コメント

・播戸竜二
今日は最初から雨というのもあったし、仙台のディフェンスに自分たちのサッカーをあまりさせて貰ってない中で後半から入ったのですが、最初は難しい部分もありましたけど、1点取れば変わっていくと思っていたので、もうちょっと早く取れたらなという感じでした。
(両サイドバックが交代するという)練習でもやってないこともありましたけど、その中でもやれるだけの力を持った選手はいると思いますし、適応力が試されると思う。そんなにいつもいつもチャンスが回ってくるか分からないので、そういう時にいかに自分の特長を出すかが大事だと思う。今日は負けはしましたけど、1点取れたのは自分としては良かったと思う。これから更にチームをよくしていかないといけないと思う。今日は縦に縦にというのが若干あったけど、後半の最後はつなぐ事もできたし、それだけの選手が揃ってると思うので、しっかりコミュニケーションを取りながら狙う所は狙って、つなぐ所はつないでという形でいければと思います。
セレッソとして1点ビハインドしてる状況で後半に入って、2点目を取られたので難しさはありましたが、チームが更に上に行くためには、あのような状況で同点にして、更に逆転するという感じでやっていかないとダメだと思う。
今日の試合は1点しか返せなかったのですが、後半攻めることもできたので、もっとやれればと思います。
個人としては監督も変わって、練習も厳しくなって、週に2回2部練があるという中でチョットずつバランスだったり、試合にコンディションを持って行くやりかたに適応していったこの1ヵ月ではありました。その中で今日45分の時間を貰えて、点が取れたのは非常に大きいです。
練習をやりすぎて少しコンディションが悪かった時もありましたが、セルジオが期待をしてメンバーに入れてくれていたので、気持ちに応えたかった。まだ1点ですけど、これから積み上げていかないといけないと思います。100点まで後14点なので、ちょっとずつ減らせるかなと思います。

・茂庭照幸
内容的には、ぜんぜん下を向く必要はないし、(失点など)セレッソがやれていないところは、細かいところを練習からしっかりとやって、また組織で強化していきたい。プレー的にはよかったと思う。(初先発の山下選手とコンビについて)よかったと思いますよ。ヤマ(山下)に関してはミスもなく、スムーズにできたし、自分の持ち味も発揮していたと思う。そういった意味でも次はどうなるか分からないですけど、誰が出ても高い水準で組織を組めるというのは目標で、自分としては手応えがある。聖仁(黒木)は、なかなか慣れないポジションながらこなしていたと思うし、あとはもっと自信をもって聖仁らしくやっていけばいいと思う。(後半に点を取り行くため村田選手を入れて総攻撃のような感じになったのは、練習で見ていたのとは違うと思ったのですが?)去年までずっとやっていた形でもあるから、監督がやっているのは去年までのサッカーをある程度継承しつつという意味では、シチュエーションによって、やっぱり超攻撃的なフォーメーションを組むし、そういう選手もいる。今年のスタイルは、まずはしっかりと守備から入るということだが、実際2点取られてしまった。点を取りに行こうとなったときに、練習していなくてもあの形(総攻撃的な)に関しては、みんなある程度慣れているので、違和感はなかった。