2012Jリーグヤマザキナビスコカップ/Aグループ
第1節

2012.3.20

ジュビロ磐田

松浦 拓弥 (59')

前田 遼一 (88')

2

AWAY

FULL TIME

1

0-1

2-0

セレッソ大阪

ブランキーニョ (38')

ヤマハスタジアム(磐田)

8,036

監督コメント

■セルジオ・ソアレス監督
非常にいいゲームだったと思います。前半は我々がゲームを支配していたと思いますが、逆に後半は互角のゲームになり、オープンな打ち合いになった部分もあったと思います。我々は2点目を取るチャンスがりましたが、それを決めることができず、逆にその辺りから相手が盛り返すような試合になっていきました。特に後半の部分においては、互角、接戦の部分があったのではないかと思います。

Q.相手のジュビロは中2日の試合ということで先発のメンバーを代えてきたのですが、それに対してセレッソはほとんど変えていなかったことの理由と、後半の選手たちの運動量に関しての感想をお聞かせください。
A.まず我々がメンバーを代えなかった一番の理由ですが、チームとして完成度を上げていくためには、この時期に一試合でも多くのメンバーで試合を重ねていきたいということがあります。これは、今日のような(リーグ戦とは)違う大会の試合であっても、我々にとっては連係の部分を一日も早く良くしていきたいというところがありますので、こういったメンバーで臨みました。あともう一つの質問ですが、前半と後半がまったく違うような形の試合になったと思います。、前半、我々のほうが支配していたと思いますが、後半互角になった、それは決して運動量が落ちたと言うわけではないと思います。セレッソにはチャンスがあったし、ジュビロさんにも同じように決定機があった。それをジュビロさんのほうがしっかりと決められたから、こういう結果になったということで、運動量については心配はしていません。

Q.後半からジュビロが山田選手を入れて、右サイド(セレッソから見て左サイド)をうまく使われた場面が多く見られましたが、その対応がうまくいかなかったのであれば、それを教えてください。
A.試合の前から、駒野選手そして山田選手が出てきた場合に、非常にジュビロさんの右サイドが強力な攻撃力を持つということはわかっていました。それを考えて前半、山口が左サイドでプレーするという選択をしました。ただし山口が前半イエローカードをもらってしまったというところで、後半、ボランチの位置を逆にして、横山を左サイドにもっていきました。しかし、横山を含めて対応するのが難しかったという部分があったかと正直思っています。

選手コメント

・ブランキーニョ選手
結果としては出なかったが、ボールもしっかり動かせていたし、チームとしては連係もできてきていると思う。負けにふさわしくなかったといえば、そうだと思うが、最後の1点は取られてしまった。でも、冷静に考えると、内容的にはよくなってきている。次につながるゲームだったと思う。(2試合連続となったゴールについて)個人的にはゴールを決めたことは、個人としての自信にもつながる。ボギョンが流れのなかでいい形を作ってくれたので、あとは決めるだけだった。自分が決めて試合に勝つのが一番よかったが、いずれにしても、自分のゴールが自信につながり、次の試合につながっていくと思うので、すぐに次へと気持ちを切り替えたい。
・藤本康太選手
前半は形がよかったので、先に点も取れて、こっちのプラン通りという形で進んでいたが、後半ちょっと押し込まれて、間延びしてしまった。相手が先に落ちるかなと思ったら、こちらが先に(動きが)落ちてしまった。でも、チャンスは最後もそうだが、何本かあったし、決めるところを決めていれば、勝っていたのかなと思う。(次の川崎F戦に向けて)次はナビスコじゃなくてリーグ戦なので、切り替えていきたい。今日は負けは負けなので。でも、リーグはまだ負けていないし、中3日だが、しっかり練習して臨みたい。