天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会
準々決勝

2011.12.24

セレッソ大阪

キム ボギョン(11')
清武(93')

2

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FULL TIME

2

1-1

0-0

1-1

0-0

PK

6-5

清水エスパルス

小野(23')
高木(104')

大阪長居スタジアム

NaN

監督コメント

今日は予想通りの試合展開だったと思います。
セレッソが技術を存分に発揮して、最後までゴールを目指して攻撃的に戦った、そして清水さんはフィジカルの強さ、そして組織力で戦われたと思います。
その中でより数多くの決定機を作り出していたセレッソが、勝利にふさわしい戦い方をしたのではと思います。

Q.2試合連続のPK戦でしたが、PK戦は運だと考えていますか? それともセレッソの選手は技術があるので、勝つ確率が高くなると思われますか?
A.私はPKというのはその両方だと思うんですね。「技術」プラス「運命」と。「運」というより「運命」という要素が入ってくるんじゃないかと思っています。
例えばひとりのキッカーが、軸足の踏み込み方が少しずれてしまっただけで外してしまうようなこともあるので、そういったことを考えると、両方がやはり必要なのではないかと思います。

Q.PK戦に入った時点で、勝利の自信はありましたか?
A.自信はありました。セレッソには本当にしっかりしたキッカーが揃っているし、さらにPK戦の前にすごく自信に溢れた表情をしていたので、勝てるという自信はありました。
ただし、先程も言いました通り、PK戦の結果というのは誰にも予想できないという部分があるんですね。先程は「技術」プラス「運命」と言いましたけれども、さらにはメンタルの要素というのも入ってくると思います。
しかし、そういうことも含めて、あのPK戦の前の雰囲気で、「チームが本当にひとつになっているな」と感じたので、勝てるという自信はありました。

選手コメント

・キム ジンヒョン
前の試合で、プロで初めてPKで勝って、いい経験をして今日も自信を持ってできた。絶対負けないよう、勝つと思ってやって、勝ちました。
キッカーの選手も自信を持って、絶対にPKを外さないよう集中して、いいボールを蹴って決めてくれていた。僕はみんなを信じて、1本だけ止めれば勝てると思ってました。(蹴る順番は)僕は一番最後の予定でした。
相手のPK戦の情報は全く持ってなかったです。自分を信じて、です。(コースの読み方は)相手にプレッシャーをかけて、あとは体を見てました。運が良かったですね、こっちかなと思って飛ぶと、そっちに蹴ってくれた(笑)。
前の試合はプロになってから初めてのPK戦で、緊張して体があまり動かなかった感じがありました。それでも勝って、本当に良かった。今日は緊張しなかったです。
(ここで監督が通りかかり、「PKを止めてないのに会見してるのか」)「1本止めました!(笑)」
(止めたPKは)左に来ると思いました。1本目(ボールに触ったが入ってしまった)も、止めたかったですね。もうちょっと筋トレしようかな(笑)。
あそこを止めれば流れがセレッソに来ると思うし、自分自身も気持ちがもっと上がって、次も止められると思える。PKは得意じゃないけど、あんまり負けたことはないですね。
でも次は、PK戦まで行かず、前後半で終わりたいです(笑)。

・村田和哉
むっちゃ嬉しいです!今までサッカーでいろいろやってきたけど、今日の勝利ほど嬉しいことはないです。最初から出られたし、ホームの長居で、たくさんのサポーターが来てくれて、一緒に喜べた。このチーム、スタッフとまた試合ができると思うと嬉しいです。前半は手間取ったところはあるけれど、ハーフタイムに監督から後半は「ムラタ、全部仕掛けろ」と言われました。
前半はなかなか、グイグイ行けてないところがあったんで、後半はもっとやってやろうと思って入りました。今日はホンマに気持ち良くプレーできて、試合をしてて楽しかった。
やってる選手が楽しければ、見ているサポーターも楽しいだろうし、魅力あるサッカーができたかなと思う。これを継続していくことが大事だし、自分の良さをセレッソに当てはめていけたらいいですね。
何回かチャンスを外したので、そういうところでは課題が残るんですけど、今日はチーム一丸となって勝てたことが一番大きいですね。延長、PK戦になりましたけど、絶対に負けない、勝つやろうと思っていたし、チームの雰囲気もそう感じました。
(乾選手が応援に来ていたが?)そうですね。昨日ちょっと電話で話して「頑張って」と言われました。勝てて良かったです。