2011Jリーグ ディビジョン1
第34節第1日

2011.12.3

セレッソ大阪

藤本 康太 (10')

清武 弘嗣 (35')

キム ボギョン (40')

倉田 秋 (45'+1)

倉田 秋 (50')

杉本 健勇 (52')

村田 和哉 (76')

7

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FULL TIME

1

4-1

3-0

アビスパ福岡

城後 寿 (32')

キンチョウスタジアム

11,009

監督コメント

正直、本当に今、複雑な気持ちです。例えば、大切な家族を空港に見送りに行く時のような、一抹の寂しさを感じるところです。
ただし、今日の試合では、本当に最高のものを選手たちは見せてくれたと思います。ゴールを常に目指して、攻撃的に行く姿勢が存分に出ていたと思います。
今シーズンを振り返っても、オズワルトオリベイラ氏の率いる鹿島さん、あるいはネルシーニョ氏の率いる柏レイソルさん、あるいは名古屋グランパスさん、ガンバ大阪さん、そういった強豪と対戦しても、全く臆することなく、勇気を持って常に勝利を目指していった。若いチームながらこういった攻撃的な姿勢を貫いた選手たち、そしてチームに、私は本当に今、こういうチームを率いることができて誇りに思います。今日の結果によって数字の上では、おそらく得点数ではリーグ2位、さらには得失点差では上位5チームに入る結果になったはずだと思います。
順位としては、決して満足のできる結果ではなかったのですけれど、勝利のメンタリティという私の要求に応えようと必死になって頑張ってくれた選手たちには心から感謝したいし、この気持ちがあれば残された最後のタイトルである天皇杯、これを手にすることも不可能ではないと思っています。

Q.試合とは離れますが、柏レイソルが優勝しました。これについてコメントをお願いします。
A.柏さんの優勝を語るのに、ネルシーニョ監督の功績というのは非常に大きいと思うんですね。非常にバランスのいいチームでしたし、さらにネルシーニョさんが作り上げるチームというのは、どのチームも選手が一丸となって、ひとつになって戦うという、大きな特徴があるんですね。
決してリーグ戦というのは、監督の実力を比べているものではないのですけれども、それを抜きにしても、ネルシーニョ監督の功績というのは絶対に大きなものがあると思います。
さらには二人のブラジル人選手、ジョルジ ワグネルとレアンドロ ドミンゲス。勝負を決定づけるような、決定的な仕事ができる彼ら二人の力というのも大きかったのではないかと思います。

選手コメント

・清武弘嗣
失点してしまいましたけれど、勝ててよかったです。
今日はみんながうまく連動して、しっかりやれたと思います。皆がしっかり走って、いつも以上に走ってこういう結果が出せた。
(ゆりかごダンスについて)自分ではすっかり忘れてました。でも(藤本)康太君が点を入れて、皆がやってくれたんで本当にうれしかったです。自分でも点が決められてよかったです。
(得点シーンについて)最初、(倉田)秋君が動いたのでパスをと思ったけれど、つっかけて、仕掛けました。レヴィーがいつも言うように、冷静に流しました。まだ天皇杯があるし、頑張りたいと思います。

・キム ボギョン
復帰してから今まで、残りの試合までにコンディションを上げていくことを意識してやってきました。今日は最終戦でしたけど、うまくゲームに参加できたと思います。
倉田、清武と3シャドーのところでプレーするのは楽しかったです。でもまだまだ、もっと成長していかなければいけません。もっともっと点に絡んで、攻撃力を増していきたいと思います。
個人的には天皇杯を見据えた試合だったので、良い試合ができて、天皇杯でも良いプレーができる自信ができました。マスクをしていると、基本の視野の30%ぐらいは見えないのですが、天皇杯の頃にはフェイスマスクを外して、完璧な状態でプレーできるようにします。