2011Jリーグ ディビジョン1
第32節第2日

2011.11.20

セレッソ大阪

0

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FULL TIME

3

0-1

0-2

ヴィッセル神戸

吉田 孝行 (11')

北本 久仁衛 (53')

大久保 嘉人 (90'+5)

キンチョウスタジアム

16,030

監督コメント

みなさんこんばんは。
今日は両チームのサッカーの違いが、はっきりと出たゲームではなかったかと思います。
セレッソの方はパスをしっかりと、ある程度つなぐことはできたと思うのですけれど、逆に神戸さんのサッカーはそれと対照的に、一言で言うと「堅守速攻」ですね。ボールを奪ってからゴールに一直線に向かっていくというプレーが、非常に際立っていたと思います。さらにそのカウンター攻撃が、神戸さんの大きな武器でもあったと思います。
そういった意味では神戸さんは勝利を収めるべくして収められたと思うし、セレッソはパスをつなぐことに終わってしまって、フィニッシュの意識がまだまだ足りないということが課題として残った試合だと思います。

Q.監督が今シーズンで退任ということ、またお客さんも普段より多かったですが、その中でこのような試合になってしまいました。あと残り2試合を戦う上での気持ちを聞かせてください。
A.残り2試合、まず今までと同様に勝利にこだわって戦いたいと思います。
ただし、今セレッソが抱えている問題というのは、最近の試合では7割か8割程度のメンバーでしか戦うことができていないということなんですね。なかなか同じメンバーで試合を続けていくことができない状況です。
たとえば今日ですけれど、ケガ明けのマルチネス、あるいはボギョン、決して調子のいい状態ではないですし、清武もフル代表から帰ってきたばかり、さらには山口、扇原がU-22代表に行ってしまっているというようなところは問題として抱えているのですけれども、フルメンバーで戦うことができれば、しっかりと戦った上で勝利を収めることができると思います。

選手コメント

・キム ボギョン
自分としてはゲームの入り方などは思った以上にやれたんですけど、やっぱりそれ以上の、攻撃に絡んだりチャンスをつくったりということはまだまだ足りなかった。もうちょっとゲームをこなしていく必要があるんじゃないかと思います。
(フェイスガード着用で)さすがに視界に影響がないとは言えないですね。精度が求められるようなパスを出すときは、やっぱり視野が狭いせいで上手くいかない部分が無きにしもあらずという感じ。
ただ、慣れてはくると思います。今日1試合やってみて、感触では、もっともっと試合をこなすほど慣れてくると感じました。(接触プレーでは)ヘディングをすると響ます。早く完治したいです。

・マルチネス
結果だけ見れば完敗ですが、僕たちもチャンスを作ることもできましたし、実際はそこまでの差はなかったと思います。
いかに先制したチームが有利かということが分かりますし、逆に先に点を取られてしまうことで後手に回ってしまって逆転することが難しいことがよく分かった試合だったと思います。チャンスをしっかり決めきれれば良かったと思います。
(残り2試合、どういう修正をして臨みますか?)実際のポジションからすると、降格するわけでもないし、ACLや優勝などを勝ち取れる順位じゃないですけど、残りの2試合は全力を尽くして勝ちに行きたいと思います。
アウェイの柏戦、ホームの福岡戦は2試合ともに厳しい試合になると思います。それが終わった後にはACLにつながる天皇杯も残っていますし、しっかり力を付けて結果を残したいと思います。
自分たちのミスから点を取られたところもあるので、そこをしっかり修正していきたいと思います。