2011Jリーグ ディビジョン1
第31節第1日

2011.11.3

名古屋グランパス

藤本 淳吾 (24')

ケネディ (42')

永井 謙佑 (76')

3

AWAY

FULL TIME

1

2-1

1-0

セレッソ大阪

小松 塁 (36')

豊田スタジアム

23,677

監督コメント

みなさん、こんにちは。この2年間、名古屋さんと対戦して、今日が初めてだと思うのですが、名古屋さんの方がいいサッカーをされて、さらに勝利という結果にも結び付けられた試合だったと思います。名古屋さんの一番のストロングポイントであるセットプレーには警戒はしていたのですが、止めることができませんでした。さらには名古屋さんのDF陣もしっかりとセレッソに攻撃をさせないという、しっかりしたディフェンスができていたと思います。

Q. 今日の交代のそれぞれの意図を教えてください。
A. 最初の交代であるマルチネスですが、攻撃力を上げたかったということになります。負けていた状況だったので、倉田 秋を一つボランチに落とすことで、彼もボランチでプレーができるし、さらに流れを変えるためには何か手を打たなければならないということで、ボランチのどちらか(を下げる)ということを考えたのですが、フィジカル的な強さのある扇原貴宏を残してマルチネスを交代させました。杉本 健勇ですが、彼は一度中盤で顔を出して基点を作ってからゴール前に飛び込んで行くという仕事を期待して送り込みました。大竹洋平はゲームの組み立ての部分、中盤でしっかりボールをさばいて、ゴールに向かって行くプレーをしてほしいと話をしました。チャンスはいくつか今日の試合では作れたのですが、それほど数は多くなかったと思いますし、やはり内容もセレッソとしてはよくない試合だったと思います。名古屋さんの方が我々の攻撃をしっかりと止めるディフェンス力を持っておられたと思います。

Q. 杉本選手が入るまでの前の(ポジションの)4人の出来はどうでしたか?
A. 今日のパフォーマンスは彼ら4人ともノーマルのパフォーマンスが出せなかったと思います。本来であればもっとチャンスを作り出す数が多いと思うのですが、今日は名古屋さんがやはりしっかりと我々の攻撃陣を止めることができていたと思います。

選手コメント

・茂庭照幸
(名古屋について)今までもそうなんですが、強いと思ったことはないんですよね。いつも消化不良のような感じで・・・今年もそうだし、去年もそうだった。だから、負けて「悔しい」というより、「残念」という気持ち。それが名古屋のストロングポイントであって、決定力というか、その中で点を取ってくるのが強さなんだと思います。さすがだな、と思います。
ただ、うちとしてはもうひと工夫、攻撃のところでできれば、と思う。相手はしっかりブロックを作って守ってきて、うちはブロックのところに突っ込んで取られてカウンターというのが今日の試合で起きたかなと思います。負けて下を向く必要はないと思う。
いつも同じような形でやられているが、(相手が)あれだけでかいと・・・ただ2点目なんかはもっと抵抗できたと思うし、もっと下から突き上げてもう少し競ることができたら、と思う。
甲府戦でやられたような形はなかったし、自信を失う必要はない。セレッソのサッカーを貫いていけばいいと思う。もうひと工夫があれば、若いチームなので可能性はあると思います。練習からそれをやっていけば、一皮むけることができる。
(セットプレーからの失点について)危ないゾーンでファウルをしないということが大事。ファウルではなく、遅らせるとか。どうしてもファウルしなければならないところだったのか、というのはあった。セットプレーが強い相手なら、そういったところをチーム全員で取り組んでいかないといけない。
・清武弘嗣
(今日の結果は)しょうがないです。切り替えてしっかりやりたいです。明日からオフに入るし、しっかりやるだけです。(相手のプレッシャーが厳しかったのが敗因?)自分たちがゲームを崩したんだと思います。それにつきる試合でした。