2011Jリーグ ディビジョン1
第30節第2日

2011.10.23

ジュビロ磐田

0

AWAY

FULL TIME

4

0-1

0-3

セレッソ大阪

扇原 貴宏 (37')

倉田 秋 (49')

扇原 貴宏 (63')

播戸 竜二 (90'+1)

ヤマハスタジアム(磐田)

9,513

監督コメント

今日の試合は期待通りの試合ができたと思います。清武が復帰したということもありますし、キム ボギョンはまだ戦列を離れていますが、マルチネスも数試合前に復帰したということで、本来のセレッソらしい勝利を求めて最後まで戦うというサッカーができたと思います。

Q. 扇原選手が復帰して2ゴールあげたが、その評価をお願いします。
A. 扇原貴宏ですけれども、非常に若い選手なのですが、彼はこの試合に出て、そして結果を残すということ、これをしっかりと現実の結果として残せる選手になりつつあると思います。さらにはセレッソの彼以外の若手選手にもこれからチャンスを与えながら戦っていきたいと思いますし、私も自信を持って若い選手を(試合に)送り込めます。だからこそ若い選手たちには与えられたチャンスをしっかりと生かしてもらいたいと思っています。

Q. 清武選手が約1カ月ぶりに戦列に復帰しましたが、今日の状態、評価をお願いします。また、今週の練習では複数のフォーメーションを試してきた中で、4-2-3-1になった理由を教えてください。
A. まずは清武に関してですが、いいプレーをしていましたが、それでも彼のベストのプレーではないと思います。コンディション的にも。それはマルチネスも同じことが言えると思うのですが。ただし彼の持っているクオリティが非常に高いがゆえにマックスの、ベストのパフォーマンスではなくてもチームの大きな力になってくれたと間違いなく思います。二つ目の質問ですけれども、今週いくつかのフォーメーションを練習の中でやったというのは、実は選手たちに喝を入れるという部分もありました。目を覚ませと、そして自分たちがチームを立て直すしかないんだということをもう一度思い出してほしいということで、ああいった形でいくつかのフォーメーションをテストしました。

Q. 前半、高い位置からの速いプレスが非常に効果的で、右サイドの駒野選手から上がるクロスをうまく押さえられていましたが、それが勝因なのでは?
A. 非常にいいところに気が付かれたと思います。というのは、ジュビロさんのサイド攻撃というのは一番のストロングポイントであると思いますし、その中でも駒野選手の問題というのは非常に大きい。そこをうまく抑えるのに倉田 秋であり、あるいは清武もサイドでのディフェンスをして、ジュビロさんのストロングポイントをしっかり抑えることができた。これはおっしゃる通り勝利に繋がった一つのキーポイントだと思います。

もう一つ、今日の勝利をまず我々の社長が誕生日を迎えるということで、その藤田社長に捧げたいと思います。そして大阪からはるばる応援に駆けつけてくださったセレッソサポーターの方々一人一人に今日の勝利を捧げたいと思います。

選手コメント

・扇原貴宏
試合前からサポーターの皆さんが温かく迎えてくれて、声援を送ってくれていたので、そのためにも絶対に勝ちたいと思っていました。結果が出て本当によかったです。(1得点目を振り返って)いい形で受けられて、(スペースが)空くと思っていたから、押し上げていたことが良かったと思います。(2得点目について)キヨ君(清武選手)のスルーについては、自分からスルーしてもらうように声をかけました。自分の方がいい態勢だったので、当てるだけだと思いました。スペースが空いていたので、いつもよりボールに近い位置に入れました。ここのところ守備のバランスがちょっと悪かったけれど、そういうバランスについてモニさん(茂庭選手)をはじめ皆と話をしました。最後まで無失点で抑えて、いい形で勝てたので次につながると思います。でも得点以外のプレーでは満足いっていないところもある。とりあえず今日は勝つことが第一、ただそれだけでやりました。(謹慎中に試合運営のお手伝いをしたが)試合は選手だけでできるものじゃない、陰で働いてくれている人たちのすごさを改めて感じましたし、その気持ちをずっと持ち続けていければいいと思います。
・キム・ジンヒョン
(完封勝利に貢献したが)モニさん(茂庭選手)や大海さん(上本選手)が安定していたことだと思います。この一勝は大きいし、ここで負けたらこのままずるずる行っちゃうんじゃないかと思っていました。勝てば上に上がれると思ってやりました。ここから負けないように勝ち続けたいです。試合前に皆で話をして、今日の試合が残り5試合で一番大事だと言って試合に入りました。これから一つ一つがんばって勝てるようにやっていきたいです。