天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会
2回戦

2011.10.12

セレッソ大阪

オウンゴール(24')
ファビオ ロペス(30')
杉本(71')
ファビオ ロペス(78')
小松(81')
大竹(86')

6

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FULL TIME

0

2-0

4-0

北海道教育大学岩見沢校

キンチョウスタジアム

NaN

監督コメント

皆さんこんばんは。
今日はケガ人が多い中、何人かの選手はケガから復帰しつつありますけれど、それでもメンバーを決めるのにいろいろと悩むような状況で試合に臨みましたところ、前半の内容は非常に悪かったと思います。ただし、後半はしっかりと内容のあるサッカーができたと思います。
昨年のリーグの終盤戦と同じように、これから残りの6試合にラストスパートをかけられるよう、今日の試合に臨んだわけですが、後半は少し手ごたえを感じられることができたと思います。

Q.前半、内容が悪かった原因はどこにあると思われますか。
A.まず、ボランチのところで、マルチネスはケガから復帰して最初の試合であったこと、
そして中後とともにボランチのところでスピーディーな展開ができなかったというのがひとつあったかと思います。
もう一つは前線のアタッカーにゴールへ向かう意識、プレーが足らなかったと思います。
さらに言うと、選手たちの士気が少し低かったと思います。
というのは、最近連敗が続いていたので、そういう影響があったかもしれません。
ですから前半は不安定なプレーが続いたと思いますが、後半はしっかり立て直したとも言えます。

Q.マルチネス選手は久々の出場でしたが、監督の中での手ごたえは?またJリーグの試合でもやれそうですか?
A.まずJリーグですけれども、Jリーグの試合に出る準備もかねて今日の試合に出ており、週末のJリーグでも出場できると思います。フィジカル的にある程度はトレーニングを重ねてきたんですけれど、試合の中での体力という部分では、今日が最初のため、きつかったと思いますけれど、次の試合に向けていい準備もできたと思います。

Q.「最近公式戦で勝てていない」とおっしゃってましたが、久々に勝って、これはチームに弾みがつく勝利でしょうか、それとも課題の残る勝利でしょうか。
A.間違いなく勢いがつく勝利だと思います。
いいプレーができたり、ゴールという結果を出せた時というのは、人間誰しも自信を取り戻すことができると思いますし、また、人間だからこそ山あり谷ありと、常に波がある。それを乗り越えてこそ一流のアスリートだと言えると思います。
私はチームの選手たち一人一人の力を信じていますし、次の試合もオフェンシブな姿勢を存分に見せて、勝利にこだわって戦いたいと思います。
そしてリーグの最後は昨年のような勢いをつけて、しっかりとシーズンを締めくくってくれると信じています。

Q.大学生相手の試合で、普段出場していない若手を使うという選択肢もある中で、ベストといえるメンバーだったと思いますが・・・。
A.今日の試合に臨むにあたって、まずはマルチネスのケガからの復帰ということもありましたし、さらに次のリーグ戦では倉田が出場停止となります。さらには清武の復帰も危うい。そういった状況の中で次のリーグ戦で戦える準備と言うものを考えざるを得ませんでした。
こういった状況でなければ、普段出られない選手の実力を試す、また選手を温存することも考えられたかと思いますが、このようなチーム状況の中では、オプションがそれほど多くないということもありました。

選手コメント

・マルチネス
試合に復帰できてよかったと思う。これから、技術的なこと、またフィジカルをあげていかないといけない。それは日々の練習の中で積み重ねていきたい。(コンディションについて)確かに100%の状態であるとは言えないが、今日の試合も「最後まで」といわれれば出ることは出来たと思う。しかし、週末の大事なリーグ戦のことを考えた交代だったと思う。そして、それはサッカーにおいてよくあることだ。
(今後の戦いについて)僕だけではなく、選手ひとりひとりが特長を出していく必要がある。それは天皇杯においてだけではなく、Jリーグでも同じこと。僕自身、当然今後のすべての試合に出る準備をして、その中でひとつでも多くの勝利を獲られるようにしたい。
(天皇杯に優勝すればACLに出られるが?)今回のACLについては、ブラジルでひざの内視鏡手術をしたことで、出られず残念だった。去年、あれだけ苦しい思いをして、みんなで勝ち取ったACLだっただけに本当に残念だった。Jリーグ、そして天皇杯で勝利を続けることで、来年もACLにいけるようにしたい。

・大竹洋平
ファビオのいいアシストだったので決めるだけでした。
(FC東京で、そしてセレッソで、キンチョウスタジアムで得点を決めているが)キンチョウに強いっていうか、たまたまだけど嬉しい。今のところ(キンチョウスタジアムで)連続で入れているので、このまま続けていきたいです。
(相手が大学生だったが)天皇杯はいつも大学生とやると難しい試合になる。前半は難しかったけど、後半は立て直して自分たちのプレーができてよかった。
(監督からは)真ん中でどんどんボールを蹴っていけ、ドリブルでもシュートでもいいからと言われて入りました。右左(サイド)は関係なく、間でボールを受けて、ボール触る回数が多かったのでよかった。自分が出たときに必ず結果を、与えられた時間で結果を出すだけ。今日は結果が出せたし、これを続けていきたいです。
まだまだ修正するところはあるし、今日は入り方が悪かった。次に向けて修正して、もっと前半からセレッソらしいサッカーをやっていきたいです。(天皇杯で)一戦一戦しっかり戦って、結果を出していって、優勝できればいいと思います。