2011Jリーグ ディビジョン1
第22節第1日

2011.8.20

清水エスパルス

小野 伸二 (08')

高木 俊幸 (80')

高原 直泰 (89')

3

AWAY

FULL TIME

3

1-0

2-3

セレッソ大阪

播戸 竜二 (76')

播戸 竜二 (77')

播戸 竜二 (87')

アウトソーシングスタジアム日本平

12,823

監督コメント

みなさんこんばんわ。
今日は全く異なるスタイルの二つのチームの対戦、それがはっきりとわかった試合でした。つまりはブラジルスタイルとヨーロッパスタイルの戦いです。
セレッソはパスをしっかりつないだ中で、コンビネーションからの崩しで多くのチャンスを作り、逆に清水さんはフィジカルの強さを前面に出して、さらにクロスを多用してゴールに結びつけた。
そういった違いがはっきり出た試合だったかと思います。

Q.後半、流れをセレッソに持ってくることができた要因は?
A.清水さんよりもしっかりとパスをつなぐことができたということだと思います。
それによって清水さんは、かなり走ってのディフェンスを強いられた分、フィジカル的に落ちて、後半ああいった流れになったのではないかと思います。

Q.今日の播戸選手の評価をお願いします。
A.播戸は彼がチームにいてくれることによって、若手のメンタル面を引っ張ってくれるというプラスの部分があるのですが、しかしサッカーは年齢は関係ないスポーツで、そういった中で彼は今日試合に出て、フォワードとして何をしなければいけないかをグラウンドで証明してくれたと思います。

選手コメント

・播戸竜二
勝てればよかったけど、そんなに甘くない。あそこで勝ちきれる力が必要ということ。
(自分としてはどのゴールが一番?)ゴールはどれが良いとかはないです。でも秋(倉田)の左からのクロスを頭で決めたのはイメージ通りかな。
勝てなかったけど、平均22歳ぐらいの若いメンバーで逆転まで持っていけたことは良かった。少し前までサテライトでやってるメンバーが出てきて、自分もサテでよく試合やってますけど(笑)、そんなメンバーで試合するのは嬉しかったし、その中で点が取れたの良かったと思います。シャケ(酒本)、コータ(藤本)、ホタル(山口)、タカ(扇原)、みんなサテでやってきて出てきている。そんな彼らとトップで試合に出るのは幸せ。みんな少しずつ成長して、自分も成長したいです。
ベンチメンバーに入っても出られない試合は多いですけど、自分としてはいつでも準備はしているし、試合に出られなくても焦りはないですね。悔しさはあるけど、最近は自分の中でうまく消化して次に活かせるように、精神的なバランスを取れるようになっています。その辺は自分なりのものを持てるようになっているので、今日点を取れたからといっても、次の試合に向けてやることは同じ。若い選手には今日のような展開でどうすればいいのかを、この試合で学んでほしいと思います。
しかし、今日の(両チームの)6点のうち5点が1979年生まれの選手のゴールって言うのはいいね。僕らの年代がもっと頑張ってJリーグを面白くしていきますよ!