2011Jリーグ ディビジョン1
第20節第1日

2011.8.6

川崎フロンターレ

登里 享平 (64')

1

AWAY

FULL TIME

2

0-2

1-0

セレッソ大阪

清武 弘嗣 (11')

倉田 秋 (36')

等々力陸上競技場

15,781

監督コメント

みなさん、こんばんは。今日もセレッソは数多くのチャンスを作り、非常にいいプレーをしていたと思います。
前半戦(5/20第11節)での戦いも3-3の引分けだったんですが、あの試合と同じように非常に両チームとも攻撃的に戦い、見ていて美しい試合だったのではないかと思います。
ただし今日の試合は、よりセレッソの方がゴールに向かうという意識が強かった、その点で上まわっていたので勝利に値する試合だったと思います。特に前半は非常にいい戦いができたと思います。

Q.前半はすばらしいできでしたが、後半の途中からいい流れが急に変わってしまったが、その要因は?
A.サッカーではよく言われていますけれど、2-0というスコアが一番危険なスコアであるという部分かと思います。
後半の真ん中あたりまでは同じようないい流れできていましたが、やはり2-1になってからは自然に選手たちがプレッシャーを感じるもので、これはコントロールできない部分でもあると思います。私の長いキャリアの中で、どのチームを指揮していても、あるいはどんな大会に参加していても、2-0で相手に取られた場合というのは、どのチームにおいても起こりうる問題で、これはサッカーをやっている以上、共通の問題でもあると思います。
さらには相手チームも選手を交代して、より前ががりになってきた。そして我々の選手たちは本能的にディフェンスの意識がより強くなった状態だったと思いますが、だからこそそういう状態で3点目を取るという狙いを持たせて選手を後半送り込みました。ただし3点目を取るというのは、本当に精度の高いプレーが求められる部分でもあると思っています。

選手コメント

・清武 弘嗣
(1点目について)中さん(中後)のボールが良かったので、それに合わせることができました。
(2点目のアシストはすごかったが)あれは誰でも通せるでしょう。相当スペースがあったし、あとはオフサイドにならないように気にしてました。
(乾選手が抜けて清武選手、倉田選手の動きがよくなったのでは)乾君を勝ちで送り出せなかったっていうのがあります。次しっかり勝って、乾君を安心させたいっていう気持ちがありました。それに自分たちがチームを引っ張っていかないといけないっていう責任感もあります。何とか勝ちたいって思っていました。
(動きにかなりキレがあったが)代表の合宿から帰ってきて、チームの練習でも動けていたし、今日のアップ中もけっこう動けていたので、前半も動けました。でも後半になってチャンスが作れなくて、難しい試合になってしまいました。(自己最多の5得点目ですが)まだまだ取れるので、がんばります!

・キム ジンヒョン
立ち上がりからずっと集中してやれていたから結構いいプレーができていたと思います。この前の試合のこともあって、強い気持ちを持ってやることができて、いいプレーにつながったと思います。
(試合前にはこれがラストチャンスと言っていたが?)最後だと思って、このチャンスを絶対にモノにする、絶対に負けないと思っていたから強い気持ちでいけたと思います。
(勝ち切って韓国代表の試合に合流できるが?)とりあえず、いい気持ちで代表に入っていけるし、代表に入ってからも、もっと強い気持ちを持って頑張りたいです。