2011Jリーグ ディビジョン1
第7節第2日

2011.4.24

モンテディオ山形

0

AWAY

FULL TIME

0

0-0

0-0

セレッソ大阪

NDソフトスタジアム山形

8,551

監督コメント

「みなさん、こんにちは。今日の結果ですが、私は妥当な結果ではなかったかと思います。なぜかというと、あれだけ多くの決定的なチャンスを我々が作りながら、決めきれる実力がなかった。そういう意味では妥当な結果と言わざるを得ないと思います。山形は本当に強い気持ちで、激しいディフェンスをされましたけれど、その中でも4回、5回と決定的なチャンスを作りながら決めきれなかった。私たちのサッカーが引分けという結果で然るべきだったと思います」

Q.今日、ピンパォン選手の連係面で合っていないところがあったと思いますが、それでも最後まで使い続けた意図は?
A.私はピンパォン自身のパフォーマンスは、これまでの試合より上がっていると思います。ただし、今日のゲームで悪かったのは、シャドーの選手からのクリエイティブなプレーによる崩し、そしてピンパォンにフィニッシュさせるというボールが来なかったことが問題だと思います。それを象徴するのが倉田 秋なんですけれども、彼が入ってから2回決定的なチャンスが生まれた、それを考えると私はもう一つ前のシャドーの選手のところのいつものクリエイティブなプレーというのが今日は出なかった、そこが問題だったんじゃないかと思います。

Q.クルピ監督が指導された古橋選手がケガを乗り越えて、今日ピッチに立ったのですが、一言お願いします。
A.古橋選手は本当に技術レベルの高い、最高の選手の一人だと思っています。ただしセレッソにいたときも、山形に移籍してからもケガという問題が常にあったということだと思います。ただし彼がフィジカル的に万全な状態で試合に臨めば必ずオフェンスにおいてプラスアルファをもたらせる選手だと思いますし、そういった選手の彼が今日復帰したということは本当にうれしい、喜ばしいことだと思っています。

選手コメント

・マルチネス
「(山東戦以来の先発フル出場だったが?)自分として、90分フル出場できたことはよかった。これだけ長い間欠場していたので、90分のプレーは久々でしたし。チーム自体がいいプレーをしていたので、僕もそのなかで自分なりのプレーはできたと思います。
結果に関しては悔しいのが正直なところ。あれだけのいいプレーをしたのに、ゴールが決まらなかったということだけだったので。ボクシングのように例えば採点で結果が決まる競技ならば、我々が当然判定では勝てた試合だったと思うが、サッカーはそういうものではなく、ゴールを決めていないから引き分けという結果になってしまった。残念ながら、パフォーマンスがよかったのに、ゴールだけが決まらなかった試合だったと思います。
次の試合まで1週間あるので、そのなかで、精度の欠けていた部分をしっかりと、フィニッシュを含めて、精度を上げていきたい。練習のなかで上げていくしかない。これだけチャンスは作ったので、次の試合でも決定機を作り出せば、次は絶対に決めることができると思う。サッカーでミスはつきものなので、それを修正していくこと、その繰り返しだと思う」
・藤本康太
「勝てた試合だったと思うので、悔しいです。風もちょっとあったし、ピッチも思ったよりよくなかったこともあって、前のほうではボールコントロールがしにくかったのかなというのはありますが、あとは前半もうちょっとシュートで終われたら、もうちょっと違った(結果になっていた)かなと思う。後半に入って、(倉田)秋が入ってシュートとか増えだしたので。
(相手の攻撃の怖さは?)どっちかというと、サイドに運んでクロス系のボールというのが、ずっと(山形と)試合をやってきてなかで、そういう風な戦術だろうなと思っていて、大久保選手の高さにしっかりと対応はできていたので、そんなに怖さというのはなかったんですが。途中で古橋さんが入ってきたとき、前に人数を相手がかけてきたこともあり、怖さが出てきたかなと思う。
(全北戦と比較してのチーム状況は?)前でのボール回しのところで、ウチの持ち味ですが、そこがうまくいかなかったかなと、今日はちょっとそう思えました。(次節に向けて)ディフェンスもそうですが、モニさん(茂庭照幸)、マル(丸橋祐介)と、大さん(高橋大輔)と(キム)ジンヒョンとしっかりとコミュニケーションをとって、後ろはしっかり失点ゼロで抑えれば負けはしないので、あとは前を信じて頑張りたい」