ACL
第4節

2011.4.20

全北現代モータース(韓国)

イ・ドングッ(77分)

1

AWAY

FULL TIME

0

0-0

1-0

セレッソ大阪

Jeonju World Cup Stadium(韓国・全州)

7,892

監督コメント

「全北は、試合を通して本当にタフなハードな戦いをされ、今日の試合は勝利に値するプレーをされました。ただし、セレッソも互角にハードに戦いましたので、違う結果が出てもおかしくなかったと思います。ひとつ大きな違いは、全北はゴールという結果を残されたこと。これが、ひと言で言えば試合を分けた、結果を左右したことだと思います」

Q イ・ドングッ選手の対策については?
A 「対策というのは特にありません。ノーマルに対応できると思っていましたし、実際空中戦もしっかり競りながら、DF陣も踏ん張っていたと思います。ただし、失点のシーンに限って言えば、あそこまで深く切り込まれてしまったことが、失点につながってしまったと思います。あらためて言いますが、それでもDF陣はしっかりと耐えながら、踏ん張っていたと思います」

Q 大阪の試合とは相手の先発メンバーが変わっていたが、その影響は? 
A 「やはり技術的に全体のレベルが上がったのではと思いました。しかし試合展開は、ホームの試合はほぼ同じだったと思います。全北はイエローカード3枚、おそらく20ぐらいファウルをされたと思う。それは同じような展開だったと思います。ルイス選手が出ていませんでしたが、ほかの選手の技術レベルは、今日のほうが上だったと思いました」

Q 前回大阪では勝利したが、今日の試合で足りなかったと思う部分は?
A 「ひと言で言えば、最後のフィニッシュということになると思います。チャンスを数多く作ったのですが、最後を決めることができなかった。しかし、ボールをつなぎながら自分たちのサッカーをするという点では、勝利をおさめてもおかしくなかった内容だったのではと思います」

Q マルチネス、小松両選手を同時に交代した意図は?
A 「狙いはまずフィジカル的に厳しい時間帯だったので、マルチネスと小松を入れたということです。それが一番の目的です。さらに2人とも身長が高いので、高さ対策、さらに小松はスピード、マルチネスはビルドアップからのゲームメイクというところで、流れを変えてくれると信じて入れました」

Q 今日の韓国人選手たちの活躍については?
A 「2人ともいいパフォーマンスだった。GKのキム・ジンヒョンは、まったく問題がないパフォーマンスだった。さらにボギョンもフィジカル的にタフに戦い、韓国の選手らしい強さをしっかり見せてくれた。2人ともパフォーマンスとしては、まったく問題はないものだった」

選手コメント

・キム・ボギョン
「予想していたとおり、しんどいゲームになりました。押される展開は予想していました。最後に自分が打ったシュートが入らなくて残念です。代表以外で、韓国で試合をすることはないということで、気負って試合に入りました。ぜひ勝ちたいという思いは強かったです。ここで試合が出来てよかったです。(DFの意識が強かったか?)特にDFの意識が強かったということはなく、試合の流れで、DFをするということが多かったです。いっぱい動いて、プレーしようという気持ちがありました。勝てたらよかったのですが、負けたので・・・日本ではいいプレーができたのですが、今日はいいプレーが見せられずに残念です」
・乾 貴士
「いいサッカーができたとはいえなかった。入り方としては、『飛ばしていこう』といわれていて、そういうつもりだったが、入りで押されていたし、途中でチャンスはあったけど迫力では負けていた。どんなときでも、自分たちのサッカーをやらないとダメ。やり直したいです。相手も引いていたし、僕たちも足元に入ったときにミスが多かった。(ホームで対戦したときと)メンバーが変わって、当たりも強かった。違うチームという感じがした。あと2試合で勝てばいいという考え方をすれば、目標ははっきりした。2試合に勝って、グループリーグを突破したいです」