ACL
第2節

2011.3.16

山東魯能(中国)

RENATO(22')
WANG YONGPO(32')

2

AWAY

FULL TIME

0

2-0

0-0

セレッソ大阪

Shandong Sports Centre Stadium(中国・済南)

20,821

監督コメント

「試合が決まったのは空中戦でした。山東は非常に空中戦を多用して2点奪った。その2ゴールとも空中戦でした。ボールをつないでゲームを作ることでは、セレッソの方がより多くのチャンスを作っていたと思うが、そのチャンスを決めきれなかった。とはいえ、山東は勝利に値するプレーをしたと思います」
Q:このデリケートな時期に、大阪から多くのサポーターが来ていたが、彼らに対してどう思いますかは?
A「セレッソとして国際試合の初のアウェイということで、共に戦いたいということで、わざわざ来てくれました。感謝したいと思います」
Q:山東の選手は、日本の選手の身長が低いというところを突いたと思うか。
「身長については、山東は我々の弱い部分を突かれたとは思う。技術ではなく、フィジカルの強さで勝負された」
Q:監督の指示、作戦がうまく出来たと思うか?
「戦術的な問題はなかったと思います。問題があったのは空中戦でした。ゲームの流れのなかで、何度かチャンスがあった中で、それを決める決定力と実力が足りなかったと思う」
Q:フィジカルの問題について、認識していましたか?
「そうですね。FK、CKを与えないという対策を考えていたが、どうしてもそれをすべて避けるわけにはいかなかった」
Q:今日は負けたが、次の試合、この先については?
「自信はあります。1次リーグを突破できると思っています。昨年からレギュラーが4人代わったので、これからチームがかみ合っていけば、予選突破を必ずできると信じています」

選手コメント

・茂庭照幸
「(チームとしては初めてACLでのアウェイ戦となりました。その難しさはありましたか?)あったなと思います。試合への入り方、持っていき方はいつも通りでしたけど。きっとACLっていうのは普通じゃダメなんだろうなっていうのがわかりました。よくわかりました。中国の伝統的なサッカーというか、蹴って、体で持っていくというやり方。それもサッカーだとは思います。日本でまたやる時には、今度はセレッソのホームだし、そういうサッカーは通用しないよっていうのを見せるぐらい取り組んでいかないと、上には上がれないなと感じました。
(セレッソとしてはもちろん、日本を代表して戦うという面もありました)残念ですけどね。ただ、負けても3点、4点取られるよりは、0-2で終われて良かったとは思います。今日負けたことによって全てが終わるわけじゃないし、まだまだ取り返すチャンスというのは十分にあります。ただ、ACLは普通じゃないんだっていうのを今日で自分の中にきっちり刻み込んで、もっと考えながら、なおかつそれをピッチで表現できるようにしていきたいなと思います。
(多くの国際大会を経験されていますが、ACLはまた違うものだと感じましたか?)俺が、ということじゃなくて、セレッソが、という感じですかね。見ていて、ちょっといつもと違うなという感じでした。それはみんな各々感じていると思うので、それを良い意味で変えていきたい。これからまだ時間はあるし、若いチームなんで、次やるまでに急激に伸びる可能性も十分あるわけなので。俺は個人の出来としては、ここ何年かで結構悪めだった。今日どうやってやられたかははっきり覚えているし、次にそうやらせないために、個人的にしっかり取り組んでいきたいという気持ちでいます」
・中後雅喜
「立ち上がりの失点が響きました。後半はうちのリズムで出来ていたので、前半から後半のようにできればよかった。あとはチャンスに決めきるところですね。そこはきっちり修正したいです。(スタジアムの雰囲気は)完全アウェイというのはわかっていたし、相手はホームの意識で戦ってきた。相手の狙い通りの展開にしてしまったと感じます」