2010Jリーグ ディビジョン1
第28節第1日

2010.10.30

名古屋グランパス

ケネディ (28')

1

AWAY

FULL TIME

0

1-0

0-0

セレッソ大阪

豊田スタジアム

24,061

監督コメント

「我々は90分間、ただ勝利を目指して戦いました。そして、選手たちは決定的な数多くのチャンスを作りましたが、今日の試合もフィニッシュが課題として残りました。しかし、サッカーの内容でいけば、セレッソが勝利に値する試合をしていたと思いますし、選手たちは本当によく頑張っていたと思います」

Q 決定力不足がここ数試合続いている。水モノだと思うが、その理由については?
A 「おっしゃるとおり、水モノだと思いますが、今のセレッソに唯一足りないのが、その得点力、決定力というところだと思います。シーズン通しての得点数は決して他チームに劣るものではないと思いますが、ここ数試合を見ても数多くのチャンスを作り、シュートを打っていますが、GKの好セーブにあったり、ポストに当たったりという不運も続いていると思います。いま現在、チームにおける唯一の課題だと思っています」

Q 結果的に首位の名古屋に破れて、勝点差が広がってしまったが、その点については?
A 「残念ながら、数字の上では大きく差をあけられてしまいました。でもまだリーグ戦は6試合残っています。これから先、セレッソ次第だと思っています。勝利を重ねることで、まだまだ上位にいける可能性はありますし、今のサッカーを信じて、ぶれないで続けていく、そして決定的なチャンスを決めるという課題を克服すれば、まだまだ上位に食い込めると思います」

Q 後半の頭から、アドリアーノ選手を交代させてシステムを変えた意図についてお知らせください。
A 「アドリアーノを交代したのは、前半にカードをもらっていたことですね。後半カードをもらうと退場ということになってしまうので、下げました。小松 塁と播戸を入れて、家長をひとつ下げて、これは打ち合いを覚悟で、リスクを承知で攻撃的に行くという意図で交代をしました」

Q 決定力が課題ということですが、今日の名古屋のディフェンスについての印象は?
A 「まずGKは非常にいいパフォーマンスだった。そうは言っても、我々は決定的なチャンスを5回ぐらいは作れたと思います。ポストに当たったものや、枠を外してしまったもの、そういうところで決定力が欠けてしまいました。でも、セレッソの攻撃陣は、名古屋のディフェンス陣をはるかに上回るものを見せたと思います。しかしながら、決定力がかけていた。決定力が欠けていたら、試合には勝てない。そういうことだと思います」

選手コメント

・茂庭照幸
「(失点は)PKだったで、あまり下を向くことはないかなと思います。お互いいい攻撃といい守備があって、レベルアップしていくというかそういう感じだったので、PKの0-1というのはやられた気がしない。実際シュートもあまり打たれていないし、消化不良な感じです。数的不利になっても、あれだけやれたというのは自信を持っていい。PKはケネディにやられましたけど・・・。ケネディが遠慮してくれたのかな(笑)。ただ、デカかったですね。競ってもボールが見えなくて。後半の途中から競るのをやめたんですけど、それが逆によかったのかもと思います」
・小松 塁
「チャンスはあったのに決めきれなかった。(交代の時、監督に)前2枚になるから、0-1で負けてるし攻撃的に行こうって言われました。チャンスはあったから、やっぱりそこで決めないと勝てない。崩して最後のとこまでいけないと。名古屋の(DF)は背が高くて強かったけど、前を向けたんでチャンスはつくれてた。そういう意味でやりにくくはなかったです。(いいシュートがあったが)バイタルのところで前を向けて、もうちょっとのとこだったのに。1点ほしかった。毎日練習して、しっかり力つけていきたいです」