2010Jリーグ ディビジョン1
第24節第1日

2010.9.25

ヴィッセル神戸

0

AWAY

FULL TIME

0

0-0

0-0

セレッソ大阪

ホームズスタジアム神戸

12,775

監督コメント

「技術的な部分を見れば、あまりいい内容のゲームであったとはいえないゲームだった。   
理由はいくつかありますが、(芝は)見た目はとてもきれいなんですが、イレギュラーが多いということも聞きましたし、さらには両チームの選手たちが、戦うスピリットを全面に出して、特に神戸ですね。本当に並々ならぬ意志の強さというのを今日のゲームで神戸の選手から感じることができました。そういった要因から、なかなかボールをつなげない試合だったと思いました。そういったなかで、後半我々も決定的なチャンスをいくつか作ったわけですが、これだけフィジカル的にタフなゲームをやったということを考えると、引き分けというのは妥当な結果ではなかったかと思います」

Q.永井選手に期待されたことと、今日の評価はいかがですか?
A「永井を含めて、セレッソの育成組織は非常にいい選手を育ててくれていますので、彼は、若いセレッソを代表する選手だと思っています。彼が今回メンバーに入ったというのは、最近ユース代表も含めた6試合7試合のなかで、彼はおそらく10ゴール以上を決めている。それだけしっかり結果を出している。そのフィニッシュに部分を期待してピッチに入れました。セレッソの将来を背負って立つ選手のひとりだと思っているので、これからも機会があればチャンスを与えていきたい、そう思わせるプレーぶりだったと思います」

Q.9月の3試合で勝利がなく、勝点3が取れなかったが?
A.「特に心配する結果ではないと思っています。今月の3試合は難しいゲームが続いた。そのなかでも、広島戦、あるいは今日の試合は勝ってもおかしくなかったと思いますし、互角以上の試合をして、しっかり勝点を積み重ねたというとらえ方もできると思います。単純に数字だけの話をすると、引き分けというのはいい結果とはいえないと思いますが、チームとしてパーフォーマンスは安定していると思います」

Q 次節、(出場停止の)家長選手、アドリアーノ選手、世代別代表の選手もいないという状況になりますが?
A.「こういった累積の出場停止、ケガの問題というのはシーズンを通してついてくるものだと思いますが、私はまったく問題なく対応できると思っています。まず、1週間しっかり練習できますし、さらには出場できない選手に代わって、決して彼らにひけの取らないプレーができる選手たちがいい準備をして試合に臨んでくれると思っています。ですから、私は彼らを、自信をもってグラウンドに送り込みたいし、彼らには持っている能力を存分にグラウンドで見せつけてほしいと思っています」

選手コメント

・永井 龍
「外で見てるときは、なんでか分からないですけど『点取れそうやな』って思ってて、体も切れてたんで、出たら行けそうやなと思ってたんですけど…もっと出来るはずというか…。僕の中では点を取らないと何も意味ないという感じなので、点が取れなかった日は何も出来なかった時で、体が重くても点が取れたらそれでいいので、チャンスを貰ったのに、その期待に応えられなかったのは反省です」
・乾 貴士「もったいないという気持ちもありますし、セレッソが良くなかったので仕方ないです。攻撃に関してはリズムも何もないし、崩してもいないし。後ろは頑張ってくれましたけど、それに応えられなかった。前はもっとしっかり点を取らないといけないといけないですし、ずっと課題にしてきてるところなのでしっかりもう一回やりたいです。
(神戸の守備が良かった?)別に神戸がいいとかは無かったですけど、自分たちのミスが多かった。裏に抜けるのも少なかったです」