2010Jリーグ ディビジョン1
第21節第1日

2010.8.28

セレッソ大阪

清武 弘嗣 (23')

アドリアーノ (78')

2

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FULL TIME

0

1-0

1-0

大宮アルディージャ

キンチョウスタジアム

9,799

監督コメント

「勝利に値する内容だったと思いますし、勝利にしっかり結びつけたことは非常にうれしく思います。ただし、ゲーム内容に関しては、満足できるものではなかった。特に攻撃の部分ですね。決定的なチャンスをあれだけ作りながら、2点しか取れなかったということ、これはもう、1点でも多く取るというスピリッツが足りなかったと思います。結果はよかったんですけれども、パフォーマンスはベストだったというゲームではなかったと思います」

Q 酷暑の8月を負けなしの結果で終えたことについては?
A「今月一度も負けなかったということで、数字の上ではいい結果を残せたといえると思います。チームとして、非常に安定した戦い方ができたが、これからも上位にいつづけるためには、チームはもっと成長しなければいけないと思っています。現状に満足していては、3位以内という目標にたどり着くことはできないと思っています」

Q なお改善を求めるのは、どんな点ですか?
A 「ひとことでいうと、攻撃の精度、質を上げなければならない。なぜかというと、これだけの決定的なチャンスを作っていれば、リーグ最多得点のチームであってしかるべきなんですけれども、実際はそうではない。私が乾、家長、清武、小松、播戸という攻撃の選手たちに求めたいのは、香川真司がやっていた、あの仕事をしてほしい、つまりゴールをしてほしいということですね、それにとことんこだわってほしい。そのためにはフィニッシュの数を増やしてほしいと思います」

選手コメント

・清武弘嗣
「(上本)大海さんからアドリアーノに(ボールが)出た瞬間、絶対来ると思った。あとは決めるだけだったので、決めることができて良かった。(シュートの時)ちょっと上にいったのでヤバイなと思いましたが(笑)。大宮が引いていたので、前半の最初は難しかったけど、DFが失点ゼロでおさえてくれたので、本当に良かった。誰かがいれば、誰かがそこにボールを蹴る。今はそういうのが本当に上手くいっている。今日は自分ができることをしようと思った。あとはもっと精度を高くしなければいけない」
・アドリアーノ
「まず今日のゴールと勝利に大変満足していきます。これからも気を抜くことなくドンドン勝点を重ねていかないといけないと思います。特にホームというのは大事な場所ですし、当然これからも厳しい試合が続くと思いますが、ホームではみんな一致団結して全力を尽くして必ず勝ち点3を取れるようにこれからも頑張っていきたいと思います。
セレッソの練習を普段から見ている方はご存じかも知れませんが、監督がセンタリングのポイントについてはみんなきつく言われていて、1点目は大海(上本選手)が左からセンタリングをあげたのですけど、1人はニアに入って、1人はファーに入ろうというチームのルールがあるので、僕はファーに入りました。(清武の位置は見えてました?)ボールが僕のところに来るまでに考えたのは、このボールは自分が直接ゴールできる高さじゃないなと考え、ジャンプしている間に清武がボンヤリ見えたので、そこで落として、キヨもそのボールに対して非常に上手く処理をしてキッチリ決めてくれたので良かったです」