2010Jリーグ ディビジョン1
第20節第1日

2010.8.21

鹿島アントラーズ

0

AWAY

FULL TIME

1

0-0

0-1

セレッソ大阪

乾 貴士 (55')

県立カシマサッカースタジアム

19,024

監督コメント

皆さん、こんばんは! 今日の勝利を非常にうれしく思っています。その理由がいくつかありますが、まずは現在のJリーグチャンピオンであり、3連覇を達成された鹿島に勝ったということ。そしてそれを率いているのが現在の日本ナンバー1の監督であるオズワルド氏、そのチームに勝ったということです。私が思うに、彼の経験と日本サッカー界における知識を考えれば、代表監督を務めるのに一番ふさわしい方であるように思います。さらには、今日選手たちが最後まで勝ちにこだわる気持ちを見せつけて、結果を勝ち取ってくれたこと、本当に彼らのパフォーマンスを心からうれしく思います。

Q.ワールドカップ中断明けから9試合で6勝2分1敗というようにワールドカップ前に比べて攻守ともにレベルが上がっているように思われます。また、香川選手が抜けたこともありますが、どういう修正点で臨んでいるのでしょうか。
A.おっしゃる通り、ワールドカップ期間中に香川真司という選手を失ったというのは本当にチームにとって大きな痛手だったと思います。彼ほどの得点能力の高い選手を失うということは、非常にチームにとって厳しいんですけれど、その中で攻守のバランスが取れているのが要因の一つということが言えると思います。チーム全体の完成度ということになると思います。完成度とは、お互いの連係プレーの積み重ねということ。DF同士がしっかり声をかけあって機能している。さらには攻撃陣もゴールという結果に結びつけている。これは連動性、そして完成度の高さというところから、修正されたバランスの良さだと思います。

選手コメント

・高橋 大輔
「今日の結果は、チームとしてさらに完成するきっかけになったと思います。監督が長い時間をかけて言い続けてきたこと、選手同士のつながりや、チームとしての方向性を継続して示してくれてきたことで成熟してきていると思います。それでもまだまだ成長の余地はあるので、一人一人が成長していかないといけない。(暫定2位だが)サッカー人生でこんなことは何度訪れることかわからないし、しっかり大事にしていきたいです」
・乾 貴士
「勝ち切れたことはかなり大きいですけど、でもまだまだ、アントラーズのゲーム運びの方が多かったので、それを自分たちの方に持っていけるようになったら強くなったんじゃないかなと思いますけど。(ゴールは)あれは思い切って、打って良かったなと思います。ああいう角度のないところからだと、センタリングやと思って先読みするGKは多いので、ニアに入れるのはけっこう好きな方ですね。 (好調の要因は?)みんなで守備を頑張ってる、ってところじゃないですか。あとは、後ろの人が粘り強くやってくれてるので、そのへんが負けない要因じゃないですかね。 (首位が見えてきたが?)それはあまり意識せず、まだ首位に立てるようなチームじゃないと思ってるので、挑戦者として鹿島やエスパや、まだ上はいると思うので、それに追いつけるように頑張ります。 (次節に向けて)どれだけ走れるかにかかってると思うので、しっかり走り切って、頑張ります。(来週発表される日本代表については?)あまり意識せずやってます。ゴールは取りましたけど、それ以外のプレーがまだまだ。ゴールを決めればいいという問題でもないですし」