2010Jリーグ ディビジョン1
第19節第2日

2010.8.18

セレッソ大阪

アドリアーノ (04')

高橋 大輔 (50')

黒木 聖仁 (80')

石神 直哉 (87')

4

HOME

FULL TIME

1

1-0

3-1

FC東京

大竹 洋平 (86')

キンチョウスタジアム

9,086

監督コメント

「ホントにいいゲームだったと思います。特に、キンチョウスタジアムの初ゴールを取れたし、最後を締めるゴールもセレッソのゴールだった。これは我々にとって幸運のスタジアムと呼べる、そういうスタジアムになりそうだ。サポーターの方が本当に近くにいる。だから選手たちは持てる以上の力が出せる。これからもサポーターの方に来ていただくためにも、この勝利は非常に重要だったと思います。このスタジアム、キンチョウスタジアムではサポーターの方がセレッソの武器になるということがはっきりわかったんじゃないかと思います」

Q 今日、これだけの大差になった理由は?
A まず、我々がポゼッションを大事にするサッカーをいつもどおりにしたということですね。それから、2つ目はFC東京は残念ながら退場者が出たということ。この気温の高い中で、ひとり少ないゲームをするということは、フィジカル的にどうしても落ちてしまう。そこをしっかりとパスをつないで、相手の隙を見ながらチャンスを作っていった。それが要因だったと思います。

Q 家長選手が京都戦でゴールをあげましたが、今日のプレーについては?
A 今日のゲームでは、まず先制点の決定的なチャンスを作ったのは彼でしたし、ゲームの流を作るというプレーにおいては、彼の持ち味がしっかり出ていたと思います。ただ、いつも言っているように、チャンスを作るだけではなく、最後にゴールにからむ、そしてフィニッシュに絡むというプレーを続けて、ゴールを増やせば、日本代表にいける選手だと思います。

選手コメント

・アドリアーノ
「(キンチョウスタジアムのファーストゴールは)本当にうれしいです。前回の川崎フロンターレ戦は残念ながらケガで出られず、チームに貢献できなかったので、今日はキンチョウスタジアムの初ゴールをあげることができて、うれしく思っています。(前半で交代したのは?)前半で足首を打撲して、鹿島戦もすぐ近いので、監督から今日は前半で止めておこうということになって、交代しました。そんなにひどいものではないので大丈夫です。(キンチョウから蚊取り線香などを贈られましたが、蚊取り線香って知ってます?)
ブラジルにもあるので知っています。(ブラジルにも蚊はいるんですか?)多いですよ。
(貰った感想は?)これでしばらくは蚊に刺されなくてすむので、ブラジルにも持って帰って使いたいなと思います。(家族にプレゼントは?)それも良いかも知れませんね。
こういった賞品をいただけるのは、自分がやってきたことが評価された印だと思うので、それは報われた気持ちになりますし、本当にうれしく思っています。日本でもらった大事な賞品ということで、家族にも見せてあげたいなと思ってるので、少しはブラジルに持って帰ろうかなと思っています」
・高橋大輔
「勝ててよかったです。相手の人数が少なかったし、2点目が大事だった。得点は(小松)ルイのパターンだったみたいです。大きい1点です。個人的にも上下動のリズムが出てきたし、それをベースにして、ちょっとずつ上げていきたい。(得点に)半年かかったけど、それも移籍の難しさというか、面白さですね。いい方向にもっていけたらいいですね。(金鳥スタでの初ゴールですが)一体感のあるスタジアムなんで、うれしさも大きい。アドリアーノの時もそうだし、全部のゴールもそうだけど、盛り上げてもらって、分かち合える。素晴らしい雰囲気にしてもらってますね。サポーターの声はダイレクトに聞こえてくるし、力になります。プラスに作用してると思います。(反対に野次とかも聞こえるのでは)そういうとこも、悪い面も自分にとってプラスに変えられるメンタルを作っていきたいです。でも、野次が飛んできても聞かないかも(笑)。欲を言えば無失点でいきたかった。あの1点(失点)は余計でしたね。1-0、2-0、3-0とかの方がよかったです。(シーズン前半に比べて失点が減ってきた要因は)前の選手がサボらないのも大きい。チャレンジ&カバー、1~2メートルのところを走るかどうか、カバーするかどうか。技術じゃなくって意識の問題だと思います。この連戦で勝点を何点取れるかです。自分たちの目標をさらに上に持っていけるかどうか。貪欲に行きたいです。全体が統一されてきています。前からのプレスとか。監督は選手を信頼していて、個々の感覚やコミュニケーションに任せてくれています。選手同士で話をするのも増えたし、自分たちの形が取れていると思います。信頼しあっている感じですね」