2010Jリーグ ディビジョン1
第17節第2日

2010.8.8

セレッソ大阪

0

HOME

FULL TIME

0

0-0

0-0

川崎フロンターレ

キンチョウスタジアム

14,031

監督コメント

「今日の試合は両チームとも攻撃力のあるチームということで、予想としては、攻め合いになるのではないかというゲームだったかと思いますが、逆にお互いに攻撃力があるということで、相手に攻撃をさせないということで、ディフェンスを徹底していた。そういうところで、最後のツメがなかなか決まらず、0-0という結果で終わったゲームだったと思います」

Q 芝がでこぼこだったようですが、問題はなかったですか? そして、今日はこのあと(来日している)奥さんと食事に行く予定ですか?
A 「この場をお借りして、今日のキンチョウスタジアムでのこけら落としのために尽力してくださった多くの関係者の皆様に、心より感謝の気持ちを申し上げたいと思います。というのは、本当に短期間で、スタジアムの改修工事を行なったのですが、短い時間のなかで、このような見事なグラウンド、会場を整備してくださった。これは本当に支えてくださった皆さんの力がなければ、ありえなかったとことだと思います。もう少し時間がたてば、間違いなく日本で有数のコンディションを持つグラウンドになると思います。もうちょっとだけ時間があれば、芝生の手入れが行き届くと思います。彼女(奥さん)が来て負けるということはまずないので、今日も負けませんでした。彼女は、晩御飯をごちそうするにふさわしいことを今日もたらしてくれたと思います」

Q 強豪の川崎と激しい試合の結果引き分けたが、勝点1の意味は? そして、J1に上がったチームが5位で折り返したということについては?
A 「今日は本当におっしゃるとおりで、激しいゲームをしながら勝点1を拾ったということは今後に向けて大事な勝点1だと思いますが、正直勝ちたかった。勝って、4位で前半戦を終わりたかったというのが正直な感想です。確かにJ1に復帰したチームが5位で終わるというのは、いい数字と言えるかもしれませんが、私はもっと選手たちに高い目標を持って、試合を勝ちきるものをこれからも求めていきたいと思います。我々の目標は上位3チームに絶対に入るというものなんですが、それはただ高い目標を掲げるという意味で言っているのではなくて、私はこのチームの選手たちを見ていて、これぐらいの戦術理解度、技術があれば絶対に達成できる目標であると確信しているからこそ、この目標を言い続けています。選手にも今日の結果に満足することなく、自分たちに厳しくあってほしいと思います」

Q 丸橋選手、黒木選手を交代で入れた意図と、評価は?
A 「理由が2つありますが、ひとつはこれだけ気温が高い中での試合ということで、フィジカル的にきつい部分を3つの交代枠すべてを使って補いたいということです。そしても清武、アキ(家長)は今日のゲームの中で持っている技術が発揮できなかった。そう思いましたので、交代枠を使いました」

選手コメント

・播戸竜二
「キンチョウスタジアムというところで初めての試合だったから勝ちたかったというのが正直な感想。できれば点も入れたかったし、スコアレスというのが残念でした。久々のスタメンで、このキンチョウスタジアムでの初ゴールを取りたかった。チャンスにからめたらよかった。そこまで大きいチャンスはなかったけど。一つはあったけど、決めることが出来なくて残念。試合で続けていくこと良くなっていくと思う。勝つと順位が上がる試合だったし、今週の練習ではずっと監督も言っていたので意識してやった。勝てなかったけど、引き分けられたのでよかった」
・茂庭照幸
「一回、ジュニーニョとやって足を芝に取られたけれど、その後(川崎が)シュートミスしてくれたのは芝のおかげだと思う。これを味方につけられればホームのアドバンテージになる。今後はどこがどうなのかを把握すればいい。西日についても同じ。コイントスで逆にしたのもそう。長居スタジアムに比べて確かに芝は長くてゆるいけど、そんなにやりづらくはない。逆にスタンド(の近さ)は今までやったスタジアムのどこよりも雰囲気がよかった。入ってもおかしくなかったシュートもあったし、DFの意識もみんなが高かった。コンパクトにしないとバラバラになる。プレスバックしてくれるし、後ろから押しあげるというチーム全体の意識も高かった。(上位進出について)現実的にムリな感じじゃないと思う。夏の連戦を踏まえた上での位置。選手たちも3位以内に入ることを疑ってはいないし、手ごたえも十分ある。おごることなく、勘違いすることなく地に足つけてやっていかなくちゃいけない」