2010Jリーグ ディビジョン1
第15節第1日

2010.7.27

清水エスパルス

兵働 昭弘 (17')

藤本 淳吾 (37')

岡崎 慎司 (57')

3

AWAY

FULL TIME

2

2-0

1-2

セレッソ大阪

オウンゴール (82')

マルチネス (90'+4)

アウトソーシングスタジアム日本平

13,317

監督コメント

みなさん、こんばんは。清水はJリーグの中でも、当然結果を見てもわかるように優勝候補に上がるチームだと思います。そして、今日はセレッソよりも攻守にわたって連動した動きが清水に十分見えました。逆にセレッソはケガ人であったり、出場停止であったりという部分でメンバーの変更を余儀なくされ、なかなかコンパクトにできず、間延びしてしまう部分が出てしまいました。清水が勝つべくして勝たれた試合だったと思います。

Q.今日は警告が両方で10枚出ましたが、そのレフェリングについてお願いします。
A.正直、疑問が残る部分はありました。特に我々が1-0で負けていた前半、GKのキムが時間稼ぎということでイエローカードをもらったわけなんですが、負けているチームが時間稼ぎをする必要があるのかと。逆にセレッソはチームとして反省しなければならない部分もあります。今日異議によってイエローカードをもらった選手については、罰金を課します。それはチームとして改善していかなければならないと、改めて思っています。

Q.今日は立ち上がりかなりアグレッシブでしたが、入り方は狙い通りだったのでしょうか?
A.おっしゃる通り、入りはよかったです。ただし、その後はゲームの時間がたつにつれて、清水の方が常にコンパクトに連動されていました。それに対してセレッソはどうしても、選手が何人か入れ代わっている部分、あるいはケガ明けの選手のフィジカル的な部分の問題で、どうしても間延びしてしまっていました。ここが差になって出たと思います。特に清水は攻守にわたって、攻める時も守る時もコンパクトに連動したサッカーをされ、これが勝利につながったと思います。

Q.8月から新しいホームスタジアムになりますが、その概要はいかがでしょうか。
A.セレッソはチームとして非常に重要な、大切な決断をしたと思います。というのは、新スタジアム「キンチョウスタジアム」は、ここ清水のホームスタジアムと同じように観客席が非常に近い。近いからこそ、清水や浦和のようにグラウンドに送りこむ力、支える力、そういったものをセレッソサポーターの皆さんにも、ぜひ協力をお願いしたいと思います。そしてキンチョウスタジアム、我々のホームスタジアムを煮えたぎるような、エネルギッシュなサッカーを見せられるホームスタジアムにしたいと思っています。そのエネルギーが勝利へのこだわりに繋がっていく、そういう伝統をもったチームにしていきたいと思っています。

選手コメント

・茂庭照幸
「さすが清水は強いなという感じがしたゲームでした。この連戦で、セレッソも思ったよりも足が止まっていた印象を受けたし、俺自身も含めて、ちょっと身体のキレが悪かった。個人的な内容ではワーストの出来だったので、こういうのを繰り返さないようにしたい。上にいけるチームはなかなか連敗しないと思うし、次の試合が非常に大事になってくる。今日は今日ということで、清水が一枚上手だったということで、すぐに切り替えて、次の磐田戦でしっかりと結果を求めていきたい。(2-3にできたことは)ただじゃ終わらないということで、どんな強い相手からも2点は取れることを示せたし、得点はこの4試合で11点取れていて、失点も4と少ないので、最少失点(1点)に抑えられれば、2点以上取ってくれることは数字で出ている。だから、後ろを今後も締めていきたい。(すぐに次節の試合があるが?)相手も条件は一緒。上に生き残るためには、敗戦をひきずらないことも、疲れを残さないことも大事。心身ともにリフレッシュして、しっかり次に臨みたい」
・マルチネス
「今日は残念ながら試合に負けてしまいましたが、やはり復帰できたことをうれしく思います。長い時間がかかってしまったのですが、復帰できて本当にうれしいです。チームのおかげです。ドクターやトレーナー、日々支えてくれていた彼らのためにも復帰できたことを素直に喜んでいます。さらに得点できたことをうれしく思います。立ち上がりは互角に戦っていましたが、相手の方が前からのプレスができていました。また不用意なミスで失点もしてしまいました。全体的に見て3-2で終われたけれど、もう少し早い時間帯に1点取れていたら、引分けの可能性もありました。(次の試合は先発の可能性は?)それはレヴィー(監督)と話し合ってからです。明日は練習試合もありますし。一日一日コンディションは上がってきていますが、90分いきなりは難しいかもしれません。プレーしていて痛みはまったくありません。あとは体力的な部分です。練習を重ねていくことだと思います」