「今日の試合は、フィジカル的にホントにタフで、ハードなナイスゲームだったと思いますし、引き分けという結果も妥当だと思います。ただし、より決定的なチャンスを作り出したのは、我々のほうではなかったかと思います。さらには、こういった大会は、普段なかなか起用できない選手を使えるという意味でも、あるいは新しい戦術を試すと言う意味でも本当にいい機会だと思いますが、両チームにとってそれができた試合ではなかったかと思います」

Q 相手のボランチが1枚ではなく2枚だったが、それは予想通りだったのか?
A「はい、予想通りです。我々はそれに対して、3バックでスタートしたわけですが、そのあと4-4-2に変えましたし、そのためのシステムの確認という準備をしてきました。先ほども言いましたが、両チームにとって新しい選手、システムを試すいい機会だったと思います」

Q 同点ゴールを決めた小松選手については?
A 「ルイはスピードを含めて本当に能力の高い選手で、彼が入ると我々の攻撃のスピードがさらにアップする。そういう意味で本当に重要な選手なんですが、今日のゲームでも彼が入ったことで、攻撃に厚みが増して、同点ゴールが決まった。本当にいい仕事をしてくれたと思います」

Q　香川選手が移籍して、代わりの清武選手がケガをした状況で、今日新しい可能性が見出せましたか?
A「今日の後半は前に4人の選手、家長、乾、播戸、小松、この4人がいて非常にいいものが出せたと思いますし、清武のケガも思ったほど重傷ではなかった。さらにW杯後にはアドリアーノも帰ってくる。そう考えれば今後問題になることはないのではと思う。さらに永井　龍、彼はユース代表にも入っています。今はケガをしていますが、J1リーグが再開するときには、問題ないと思っています」